平成最後の夏の締めくくりに、相模川河口で開催される平塚市の一大イベント、湘南ひらつか花火大会を楽しんでみる、というのはいかがでしょうか。
昨年は15万人の観客を集めた、ビッグイベントです。
最大10号玉を含む3,000発の花火が夏の夜空に展開するさまは、圧巻です。
特別観覧席の入場券と願かけだるま絵がもらえる、個人向けの協賛メニューの「願かけ花火」も、本大会の特徴です。
ここでは、湘南ひらつか花火大会2018の見どころや、屋台や露店の情報、そして観覧の穴場スポットをあわせて紹介していきます。
湘南ひらつか花火大会2018 見どころは?
湘南ひらつか花火大会の基本情報は?
まず、湘南ひらつか花火大会の基本情報を紹介します。
□日程
平成30年8月24日(金)
※荒天の時は8月26日(日)に順延。
□打上げ時間
19:00〜20:00 予定
□打上げ数
約3,000発(予定)
□会場
湘南潮来
(相模川河口)
□アクセス
電車で来場する場合:
・JR東海道線平塚駅下車 南口から須賀港行きバス10分 下車徒歩約5分
行き・帰りとも、大会会場と平塚駅との間は毎年混雑します。
特に帰りは人の流れが集中します。
帰りの切符を使う人は、行きの時点で駅を降りたら購入しておきましょう。
SuicaなどICカードを利用している場合には、入金の残高が十分にあるか、確認しましょう(帰りに不足しそうなら、入金しておきましょう)。
【湘南ひらつか花火大会 打ち上げ場所】
車で来場する場合:
・圏央道(さがみ縦貫道路)茅ヶ崎海岸ICから約5分
・東名高速厚木ICから約50分
・小田原厚木道路平塚ICから約20分
湘南ひらつか花火大会会場付近には、駐車場がありません。
会場から少し離れた平塚競輪場の東側にある、無料の河川敷駐車場が利用できます。
ここは収容台数約2,400台とのことですが、例年夕刻(17時台)には満車になることが多いようです。
この無料駐車場を利用したい場合には、午後の早い時間帯には現地入りするように出発すると良いでしょう。
会場へは、公共交通機関の利用が推奨されています。
無料駐車場が停められなかった場合には、収容台数に限りはありますが、平塚駅周辺の有料パーキングの利用を検討しましょう。
ただし、近隣のコインパーキングは、当日は早い時間から満車が見込まれます。
ご利用の予定でしたら、早い時間の現地入りをおすすめします。
【平塚駅周辺の有料パーキング】
なお、当日はおおむね17:00頃から21:00頃まで、花火大会会場の周辺で交通規制があります。
特に帰りの時間帯の国道129号線、同134号線は激しく混み合います。
これを考えると、なるべく車の使用は控えて公共交通機関を使うことをおすすめします。
□主催・問い合わせ
平塚市商業観光課
平塚市浅間町9-1 本館5階
Tel:0463-23-1111(代表)
Tel:0463-35-8107(直通)
□来場者数
約15万人(2017年)
湘南ひらつか花火大会2018の見どころは?
昨年の湘南ひらつか花火大会のフィナーレの動画がありましたので、紹介します。
湘南ひらつか花火大会のフィナーレを飾ったのは、音楽花火「ハナビリュージョン」のワイドスターマインでした。
このミュージックワイドスターマインや迫力の尺玉、それに「願かけ花火」を含めて合計約3,000発の花火が、湘南平塚の夏の夜空を華やかに彩ります。
「願かけ花火」とは個人向けの打ち上げ花火の協賛メニューで、協賛金にて花火を打ち上げるイベントです。
協賛した個人には、観覧エリアの入場券2名分が進呈されます。
また、名前と祈願した文字を筆記した願かけだるま絵を、後日郵送してくれるというサービス付きです。
願かけ花火の申込方法は郵送、FAX、メールとなっていて、申込金は1口2,500円となっています(申込の締切は2018年8月14日です)。
申込方法、フォーム等の詳細は以下のリンクをご参照ください。
平塚市ホームページ「願かけ花火」
大切な人へのメッセージや、何かの記念に、思いを込めた花火が打ち上がるだけでも素敵ですが、願かけだるま絵もぜひゲットしてみたくなりますよね。
同時に、1口2,500円で2人分の観覧券がついてくるのも、お得感があります。
この特別観覧席は、花火の目の前の一等地での観覧になります。
打上げ花火を真下から見上げる形となり、風向き等場合によっては花火の燃えかすが落ちてくるほどの、至近距離で観られます。
早くからの場所取りをしたくない、家族や友人とゆったりと花火を鑑賞したい、という方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
湘南ひらつか花火大会には浴衣姿の人はいる?
昨今の花火大会の会場では、浴衣を素敵に着こなしている人も多く見受けられるようになりました。
この湘南ひらつか花火大会も、その例外ではありません。
十代二十代を中心にたくさんの人が、思い思いの浴衣姿で花火観賞に訪れます。
浴衣を着て行こうかな、と悩んでいるあなた。
浴衣も甚平も、着ている人は多いですよ。安心して着て行ってくださいね。
ぜひ湘南ひらつか花火大会で、花火とともに素敵にSNS映えしてみてください。
でも草履については、普段から履き慣れている人はあまりいないと思います。
鼻緒擦れができても困らないように、絆創膏など、いざという時に手当のできるツールを持っていくと、役に立ちますよ。
湘南ひらつか花火大会 屋台の楽しみ方!
花火大会そのものと並んで、夏祭りならではの楽しみの一つが、露店や屋台ですね。
湘南ひらつか花火大会の屋台情報をお伝えします。
湘南ひらつか花火大会の特別観覧席の北側にある屋台エリアに、多数の屋台や露店があります。
このほか、相模川の河口付近の川沿いにも、屋台が出店しています。
屋台の数は、2017年の実績で約70店が出店していたそうです。
屋台では、やきそば・たこ焼き・お好み焼き・じゃがバター・焼き鳥・カキ氷、綿菓子といったいわゆる定番的な食べ物は、だいたい揃っているといえます。
以下に過去の屋台の情報を挙げます。一つのご参考にどうぞ。
・イカ焼き
・枝豆
・お好み焼き
・唐揚げ
・かき氷
・ケバブ
・じゃがバター
・シャカシャカポテト
・たこ焼き
・タン塩串
・鶏皮焼
・なみえ焼そば
・広島焼き
・フライドポテト
・フランクフルト
・ホットドック
・焼きとうもろこし
などなど。
なお、屋台や露店の営業時間は、店によってまちまちです。
早ければ当日のお昼頃から開店しているところも、あります。
逆に終了は、花火が終われば21:00頃までに順次閉店していくようです。
閉店間際には、売れ残りを出さないように、お店によっては大幅に値引きしてくれるところもあったりします。
こういうお店を探しながら、ぶらぶらするのも花火大会の屋台の楽しみですね。
花火大会からの帰り道は、どのみち混雑が避けられません。
屋台を巡って花火の余韻に浸りつつ帰途につく、というのもアリではないでしょうか。
湘南ひらつか花火大会 穴場のスポットは?
湘南ひらつか花火大会の打ち上げ場所は、相模川河口(湘南潮来)です。
最適の観覧場所は、上記の特別協賛者の観覧席となります。
ですが例年、本大会は大混雑の花火大会というわけではありません。
平塚海岸の砂浜も広く、花火がよく見えるスポットも多いです。
有料観覧席以外にも、見え方や混雑度合いの低さからおすすめの鑑賞の穴場があります。
以下に、湘南ひらつか花火大会の穴場スポットをご紹介します。
平塚海岸
平塚海岸は、本大会の公式鑑賞エリアとその周辺に当たります。
「会場そのものなんて、大混雑じゃないの?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、鑑賞席含めても平塚海岸には、広大なスペースがあります。
より大規模な他の花火大会の会場では人でびっしり埋め尽くされるところもあるようですが、湘南ひらつか花火大会ではそのようなことは、ありません。
現地入りの時間にもよりますが、開始時間まで余裕を持って行きさえすれば、そこそこのスペースに、レジャーシートを敷いてゆったり観覧することは可能です。
大迫力の大玉の花火を、下から間近にみられるのは湘南ひらつか花火大会の特長です。
有料の特別観覧席から離れるにつれて屋台も無くなりますので、飲食物は事前に調達しておきましょう。
あと、足元や手元を照らすネックライトや懐中電灯も、必携ですよ。
ひらつかビーチパーク
昼間は食事もできたり、トイレの心配もなく、開けた見晴らしの良い鑑賞の穴場スポットです。
普通にレジャーシートを敷いて、ゆったりと花火を鑑賞したい人向け。
湘南海岸公園
湘南海岸公園は、花火大会会場の場所からほど近い鑑賞の穴場スポットです。
広い駐車場、芝生のエリア、グランドとプールがあります。
子供と一緒なら、日中はグランドやプールで遊ぶこともでき、時間が有効に使えるようになりますよ。
サザンビーチちがさき海水浴場
サザンビーチちがさき海水浴場からも、湘南ひらつか花火大会をよく見ることができます。
平塚海岸の東方向にあたります。
広いビーチですので、どこかしらでは落ち着いて鑑賞できるスポットが見つかるはずです。
屋台は出ませんので、飲食物や、レジャーシートの準備はお忘れなく。
月見公園
打ち上げ場所からほど近い月見公園も、一つの穴場です。
大会会場まで視界をさえぎるものもほぼなく、正面に花火を見られますので、十分に華やかな花火の観覧を楽しめます。
児童公園で、トイレも完備しているので、子連れでも安心です。
高麗山公園(湘南平)
打上げ場所からは離れますが、絶景の花火観賞スポットです。
高台から遠目に見渡す花火大会も、通常の近場から見る花火と違った別の魅力が発見できますよ。
いわゆる恋人たちのモニュメント(「ainowa」)もあるように、カップルが多く訪れる、ふだんから夜景が綺麗と人気のスポットです。
湘南ひらつか花火大会の時も、多くのカップルが訪れています。
【おまけ】花火鑑賞の服装や持って行くと良いモノ
湘南ひらつか花火大会の花火鑑賞の時におすすめの服装や、持って行くと良いモノをまとめました。
ご参考にどうぞ。
・ジーンズではなく動きやすいチノパンや短パン
・歩きやすいスニーカー
・汗拭きのための大きめなタオル
・手元を照らせるネックライト
・虫除けのスプレーやグッズ
・かゆみ止め
・常用薬
・絆創膏
・小さくまとまるウインドブレーカー
・2人掛けできるくらいのビニールシート
・もしもの時用の雨具
さらに、湘南ひらつか花火大会の会場は日中、かなり暑くなります。
熱中症について、十分に対策しておきましょう。
熱中症対策についての記事も、ご参考にどうぞ。
熱中症予防で水と塩の摂り方は?水分の量や飲み物の作り方を紹介!
まとめ
湘南ひらつか花火大会2018について、基本的な情報や見どころ、屋台の情報や穴場の観覧スポット等、紹介しました。
平成最後の夏の湘南ひらつか花火大会を、屋台や露店などを楽しみつつ、ゆったりと観たいものですね♪
猛暑の中での熱中症の対策についても、お忘れなく。
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