季節が春めいてくると、潮干狩りに行きたくなりますね。
1歳に満たない赤ちゃんを連れて、潮干狩りに行くことは可能でしょうか?
行けるとしたらいつから?行く時の持ち物や服装は?
海デビューさせるために気をつけることも含めて、ご紹介します。
赤ちゃんは潮干狩りにいつから連れて行ける?
結論からいいますと、乳児の段階では、潮干狩りに連れて行くのはちょっと無理があります。
まず、立てるようになって間もない乳児は、砂浜に連れていっても不安定さから転びやすいということがあります。
口に何でも持っていってしまうので、ドロドロの砂を食べてしまわないとも限りません。
雑菌に対する抵抗力がまだ整っていないことも、気になります。
そして海浜ということで、春はことさら日差し(紫外線)も強く、暑さによる熱中症のリスクもあります。
加えて風が強い時には、呼吸がまだしっかりしてない赤ちゃんだと呼吸がしづらくなることもあります。
砂も飛んできて目に入りやすくなります。
であれば、おんぶはどうかといえば、ママの日焼けしやすい首筋と同じ状況に置かれるわけですから、赤ちゃんにとってはもっと過酷な条件になります。
自分が砂掘りに夢中になってしまえば、こまめな水分補給に気が回らなくなるなんていうことも。
気候の良い春先で、潮干狩りで海デビューさせたい気持ちはごもっともです。
ですが1歳未満の乳児では、以上のようなマイナス面を考えれば、潮干狩り自体はもうちょっと大きくなってからのお楽しみ、にしましょう。
仮にもしもう一人上にお子さんがいて、その子のために潮干狩りに一緒に連れて行きたいという時にも、赤ちゃんはママが付いていて日よけや日焼けの対策、そしてこまめな授乳をしてあげましょう。
潮干狩りに赤ちゃんと行くときの持ち物は?
赤ちゃんにお兄ちゃんがいたりして、どうしても赤ちゃんも潮干狩りスポットに連れて行かなければならない時には、以下のような持ち物を用意すると良いでしょう。
赤ちゃんを、ちょっとだけ浜辺を歩かせるようなこともあるかもしれません。
よちよち歩きで、すぐに砂浜にお尻から座り込んでしまうこともあるので、基本的に汚れることは避けられません。
水遊びの時には、特に目を離さないでみてあげることが大切です。
【おすすめの持ち物一覧】
・赤ちゃん用の日焼け止め
・赤ちゃん用のポカリスエット
・子供用冷えピタ
・日傘
・ウエットティッシュ
・着替え
・お菓子:個包装タイプなら、手が洗えなくても食べやすいです。
・レジャーシートまたは折りたたみ椅子
・ビニール袋:着替えや汚れたもの、ごみを入れるために多めに用意。
・ペットボトル:2リットル×2本。空いたボトルに水を入れて行き、手足を洗うのに用います。
・おもちゃの砂場セット:浜に出たとしても、赤ちゃんだと砂遊びのようになりますので、これがあると便利です。
潮干狩りの時の赤ちゃんの服装は?
赤ちゃんも連れて潮干狩りに行く時の服装は、海で水遊びをするなら以下のような服装がおすすめです。
基本的にはアウトドアなので、汚れても良い格好と靴で連れて行きましょう。
【赤ちゃんの服装は?】
・帽子:日陰がないところにある程度の時間いることになりますので、日に当たりすぎないように帽子は必須です。
・水遊び用のパンツや水着類
・ビーチ用のシューズ:貝殻やゴミ、漂流物から足を守ります。
・長袖のシャツ:直射日光を避けるためですが、肌寒い場合にも対応します。
・ナイロン製のパーカーなど:寒さ対策や、風の強い時に。
上に記しましたが、赤ちゃんは強い風も苦手です。皮膚を守るためにもしっかり防風対策もしてあげましょう。
まとめ
赤ちゃんは潮干狩りにいつから連れて行けるのかや、連れて行く場合の持ち物や服装についてご紹介しました。
基本は、乳児の段階ではまだ潮干狩りは時期として早過ぎるといえます。
例外的に連れて行くという時には、紫外線や水分補給、防風、怪我には最大限に注意してあげましょう。
1歳未満ではまだ潮干狩り自体を楽しめる状態でもなく、体力もないので、行くとしてもなるべく短時間で切り上げると良いでしょう。
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