川越祭りは、江戸の天下祭を再現した山車を使う、国指定重要無形民俗文化財として知られる、埼玉県内で年内最大の祭事です。
例年10月の第3土曜・日曜日(14日15日が土・日ならばその両日)の、2日間開催されます。
関東3大祭りの一つで、最大で29台の山車がすれ違う時の「曳っかわせ」の迫力に圧倒されます。
小江戸の異名を持つ川越は、昭和の面影の濃く残る町並みがあり、こうしたお祭りにぴったりの風情がありますね。
この川越祭りについて、屋台の場所やメニュー、出店している時間や、浴衣を着て行っても良いのか?等の情報を中心に、紹介していきます。
川越祭り 屋台の場所やメニューは?
豪華絢爛な川越まつりの山車は、最大で29台の山車が参加します。
祭りでは、祭囃子で賑わう昼間の表情と、提灯灯りで幻想的に見える夜の表情との二つの風情が楽しめます。
そんな川越祭りですが、山車の行事そのものと並んで、こうしたイベントならではの楽しみの一つが、露店や屋台ですね。
川越祭りの屋台情報をお伝えします。
川越祭り 屋台の場所はどこ?
□メインの出店場所の一つのクレアモール商店街
川越まつりでは、例年、なんと約一千店以上の屋台が出るといわれています。
一つのお祭りで、その時に一千店以上の屋台が出るなんて、あまり聞いたことないですよね。
お祭りの見せ場は言うまでもなく山車の行事なんですが、これほどの屋台が出るとなると、それだけを見に行っても良いといえるのではないでしょうか。
今年も同様の出店が見込まれていますので、楽しみですよね。
屋台の出店場所ですが、かなり広い範囲にわたっていくつもの場所にあるのが、川越祭りの屋台の特徴です。
川越祭りそのものの会場は、川越駅、川越市駅と本川越駅の北に位置するエリアとなります。
川越祭りのエリア周辺は、お祭りの2日間は歩行者天国となり交通規制の対象です。
ちなみに、交通規制はお祭り期間の2日間の10:00~22:00頃にかけて、行われます。
このホコ天エリア中が、屋台の出るエリアといえます。
参考までに、例年実績のある屋台エリアを以下に挙げます。
□クレアモール商店街
□丸広百貨店 東側駐車場
□本川越駅前
□蓮馨寺(れんけいじ)
□小江戸川越一番街商店街
□大正浪漫夢通り
□MS観光バス専用駐車場
□タイムズ川越幸町第2
以上のスポットは、過去に屋台の出店が見られた場所の例示です。
他にも、お祭りの当日には、会場内のあちこちに屋台が出店します。
なんといっても千店もの屋台が出るのですから、お祭りそっちのけで見て歩いても全店見て歩くのは至難の技でしょう。
食べ歩きにも、お腹のキャパに限度もありますし。
この記事の下部に、屋台の具体的な種類を挙げていますが、本当に多彩なお店ぞろいです。
お祭りや花火大会の屋台マニア、屋台グルメには、ワクワクしてくる店が揃ってますよ。
せっかくですから、早めに現地入りして、複数の屋台回りを楽しみましょう。
川越祭り 屋台のメニューは?
川越祭りでの屋台のメニューとしては、やきそば・たこ焼き・お好み焼き・焼き鳥・カキ氷といった定番的な食べ物は、一通り揃っています。
秋の開催ですので、おでんとか体を温めるメニューも、ありがたいですね。
ご当地ならではのグルメ屋台など、多彩な料理があって、どれを食べようか、迷ってしまいますよね。
同じメニューでも、複数のお店が屋台を出していますので、選ぶ楽しみも広がります。
できれば早めに会場に到着して、お祭りの雰囲気に浸りながら、ゆっくりと品定めしたいところです。
何人かで一緒に行くのであれば、手分けして色々な屋台の料理を買ってきてくれば、シェアしてグルメを堪能できますよね。
以下に、これまでの川越まつりで見られた、屋台のメニューを紹介します。
あくまで過去のデータ(ネット上での口コミ含む)ですので、ご参考までにどうぞ。
今年は今年なりの新しい、珍しい屋台も登場しているかもしれませんね。
それはそれで、また楽しみですよね。
【一品料理など】
・厚切りベーコン
・あぶりチーズベーコン串
・あゆの塩焼き
・イカこんにゃく
・いか焼き
・イタリアンスパボー
・インディアンソーセージ
・エビ春巻き
・大阪焼き
・お好み焼き
・おでん
・おやき
・貝串焼き
・からあげ
・からみ餅
・牛タンつくね串
・牛肉コロッケ
・きゅうりの一本漬け
・串もんじゃ焼き
・串焼き
・黒豚まん
・クロワッサンたい焼き
・玄米パン
・甲府鳥もつ煮
・佐世保バーガー
・三元豚串焼き
・じゃがバター
・シャーピン
・ジャンボメンチカツ
・小籠包
・シロコロホルモン
・ずわい天
・タイラーメン
・タコ唐揚げ
・たこ焼き
・タコス
・タコライス
・玉こんにゃく
・チキンカレー
・チキンステーキ
・超大盛り焼きそば
・チョリソー
・つきたてのお餅
・トッポギ
・ドネルケバブ
・トムヤムクン
・鶏皮餃子
・トルティーヤ
・豚汁
・どんどん焼き
・肉そば
・肉巻きおにぎり
・ねぎ焼き
・のしイカ
・はしまき
・ひるぜん焼きそば
・広島風お好み焼き
・豚の角煮
・フランクフルト
・ベトナムフォー
・ホタテ焼き
・骨つきフランク
・ホルモン焼き
・味噌ポテト
・やきそば
・焼き団子(川越名物)
・(焼き)とうもろこし
・焼き鳥
・焼きまんじゅう
こんなにあると、本当に迷ってしまいますね。
出かける前に、ある程度何を食べたいか決めておくと良いかもしれません。
さらに、スイーツやゲームなどは、以下のような出店があります。
【スイーツなど】
・揚げアイス
・飴細工
・あんず飴
・大判焼き
・かき氷
・カルメ焼き
・川越シュー(さつま芋シュー、紫芋シュー)
・クレープ
・ソフトクリーム
・タピオカドリンク
・天ぷらアイス
・トルコアイス
・バナナチョコレート
・フルーツ飴
・ベビーカステラ
・ぽっぽ焼
・(毒)りんご飴
・わたあめ
【ゲームなど】
・お化け屋敷
・亀すくい
・缶落としゲーム
・金魚すくい
・くじ引き
・三角くじ
・射的
・宝つり
・ピッチング(的当て)ゲーム
・ぷよぷよすくい
・宝石すくい
・見世物小屋
・輪投げ
恒例?となっているお化け屋敷の動画がありました。
蓮馨寺の境内に出る、お化け屋敷です。
怖いもの見たさ、ってありますよね。大盛況ですね。
この動画内でもうかがえますが、蓮馨寺境内は昔ながらのおなじみの屋台風景があり、ノスタルジックな気分になります。
川越祭り 屋台の時間は?
川越祭りでの屋台や露店の営業時間は、店によって多少異なります。
お祭り当日の早ければ10時くらいから、準備が出来次第、開店しているところもあります。
おおむね11時過ぎには、屋台も出揃って、活気があふれていることでしょう。
お目当のメニューは、屋台のある場所を早めにチェックして、要領良く周りましょう。
お祭りのメインイベント「曳っかわせ」が終わる、21時過ぎごろまでは屋台も営業しています。
交通規制が終了するまでには、屋台も閉店しなくてはなりません。
したがって22時には、どの屋台も店じまいすることになっています。
川越祭り 10月でも浴衣は着ていく?
川越祭りの服装おすすめは?
お祭りといえば、(夏の風物詩の)浴衣を着た男女が詰めかけているイメージがあると思います。
川越祭りに、浴衣を着て行っても大丈夫でしょうか。
もし浴衣でないなら、どんな服装で行けば良いのでしょうか?
川越祭りが開催されるのは「秋」なので、そこのところどうなんでしょう?
ちなみに、川越祭りは冒頭にあるように、例年10月の第3土曜・日曜日(14日15日が土・日ならばその両日)の、開催日程です。
まだその年によっては、日中ある程度まで気温が上昇することも、確かにあるかもしれません。
そんななか、お祭り気分を盛り上げてくれる浴衣を着て行きたい!という人もいるかもしれません。
ですが、ちょっと待ってください。
基本的に浴衣は、着物の世界の常識的には、8月のイベントまでの装いとされ、9月以降は「季節外れ」とされます。
時期的に「浴衣」は、10月では残念ながら季節外れということになってしまいます。
浴衣を着ていくのはやめたほうが無難、といえます。
何よりも、10月の夜は急に日中より一段と冷え込むこともあり、そうなれば長袖と薄手の上着だけでは、寒くて辛いかもしれません。
おすすめは、ズバリ「上下とも秋〜冬の服装」!です。
シャツだけでなくジャケット、寒がりならコートやフリース、そしてロングのパンツが良いでしょう。
あと、夜までいるのなら、持ち物としてはマフラー、ストール、携帯できるブランケットもあると良いでしょう。
当日の天気予報にもよりますが、万一夜に冷え込んでも寒くないように、ニット帽や手袋、カイロなどの防寒グッズも用意しておくと重宝するでしょう。
ですがあまり「重装備」にし過ぎると、荷物が大きく重たくなってしまいます。
当日の天気予報はよく確認した上で、荷物を決めましょう。
そのためにも、いざとなったら持参できるよう、防寒グッズの用意だけは前夜までにしておきましょう。
まとめ
川越祭りについて、屋台の出る場所やメニュー、屋台の開いている時間、そして浴衣や服装、持ち物についての情報を、紹介しました。
屋台や露店、それにお化け屋敷も(?)たっぷりと楽しめる、ワクワクドキドキな川越まつりを、しっかり楽しんできてくださいね♪