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恵方巻きの食べ方のルールは笑いながら食べるそれとも無言で?

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節分は、旧暦での『大晦日の行事』にあたります。

この日のメジャーなイベントといえば、『恵方巻き』を食べることですね。

そもそも、この恵方巻きの慣習には食べ方に関してのルールというものがあるのでしょうか。

あるとしたら、どのような食べ方が一番良いのでしょうか。

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恵方巻きの食べ方のルールとは?

恵方巻きは、縁起物としての意味合いがあるため、そこに使われる具材も七福神にちなんで7種類の具材が使われます。

その7種類とは、うなぎ、しいたけ、きゅうり、かんぴょう、えび、だし巻き、でんぶです。

そしてこのいかにも美味しそうな7種類の具材の入った恵方巻きを食べる時のルールが、以下のとおり3つあります。

【恵方巻きのルール】

その年の恵方を向いて、

無言で

太巻き1本を一気に食べる

『恵方』とは、縁起の良い方向=その年の歳徳神がいらっしゃる方向です。

2018年の恵方巻きの方角は、『南南東やや南』です。(関連記事:『恵方巻きの方角2018年は?作る派?買う派?合うおかずは何?』もご参照ください)

この、縁起の良い方向である恵方を向いて太巻きを食べる、というのはわかりやすいですね。

そして、3つ目の『太巻き1本を一気に食べる』というのも、巻き寿司を鬼の金棒に見立てて、その鬼を退治するという意味が込められているそうです。

七福神に見立てた7種類の具材を巻き込んだ太巻きという趣旨から、包丁も入れずに丸ごと食べる、というのもルールとしてあります。

さて、残る2番目の『無言で』食べる、ですが以下のように解釈が分かれているようです。

恵方巻きの食べ方は笑いながら?

無言で、ではなく『笑いながら』食べるという方もいます。

恵方を向いたらまず笑って、それから巻き寿司を食べ始めるのです。

これはどういうことかというと、縁起物である恵方巻きのことですから、邪気を笑い飛ばす、とか『笑う門には福来たる』という意味を込めての風習のようです。

この場合でも、願い事をしている数口(すうくち)分の間は喋らずに食べる、というのが約束ごとになっています。

新春を笑いから始めようとするのは、気分も一新される素敵な行動ですので、これはこれで説得力のある風習ですね。


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恵方巻きの食べ方は無言で?

一般的に広く伝わっているのが、【恵方巻きのルール】にあるように、恵方巻きは黙って一気に最後まで一本丸ごと食べる、というルールです。

無言で食べるということには、次のような考え方が背景としてあるようです。

・食べている途中に話すと、口と巻き寿司との間から福が逃げていってしまう。

・鬼を追い払うためには一気に食べてしまう必要があるから。

・願い事をするのに、専念するため。

確かに、実際に巻き寿司を最後まで一気に食べるのなら、食べている最中にしゃべるとその瞬間に口がお寿司から離れてしまいますね。

こうしてみますと、恵方巻きを笑いながら食べるのも、無言で一気に食べるのも、それぞれに風習としての意味づけがあるわけで、どちらが良いというものではありません。

そもそも、恵方巻きの風習は規則が決まっている厳格な神事ではありませんから、それぞれの地域地方の風習があればそれにならうのも良し、各ご家庭で『無言で』と決めればそれで毎年通していくのも良し、といえます。

何よりも新春を迎える縁起の良いイベント、と考えれば、一定の理由づけを子供たちに矛盾なく説明できて、その通りにできれば良いのではないでしょうか。

私の場合は、個人的にスムーズにできる『無言で』派でいきますが、各ご家庭での好みやスタイルもあるかと思います。

まとめ

近年は恵方巻きそのものにも色々なバリエーションが出てきていて、海鮮の具材でできた海鮮恵方巻きや、スイーツの恵方巻きロールも登場していて、選択肢も増えてきました。

同様に考えれば、食べ方にも選択肢があっても良いのではないでしょうか。

笑って福を招くということに重きを置いてみるのも良し、願い事に集中するために無言で一気に食べきるのも良し。

何れにしても、比較的新しく定着してきたこの恵方巻きの楽しい風習を、今後もみんなが楽しめるものとして引き継いでいきましょう。

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