世田谷区たまがわ花火大会は、昨年までの8月第3土曜日開催の日程を変更して、2018年の第77回大会からは10月の開催となりました。
1994年以来同日開催されている川崎市制記念多摩川花火大会とあわせて、打ち上げ発数各6,000発の計12,000発、観客数は約60万人ほどにもなります。
両大会は世田谷区、川崎市周辺の「二子玉川の花火大会」として、夏の風物詩となっています。
両大会合わせて屋台の出店も多く、2016年には約220店が出店しています。
そのうち屋台が多いのは川崎市制記念多摩川花火大会で、本花火大会では例年約60数店の出店があります。
ここでは、世田谷区たまがわ花火大会2018の見どころや、屋台や露店の場所、内容、時間等の情報を中心に紹介していきます。
世田谷区たまがわ花火大会2018の見どころは?
世田谷区たまがわ花火大会2018の日程等の基本情報は?
最初に、世田谷区たまがわ花火大会2018の基本情報を紹介します。
□日程
平成30年10月13日(土)
※荒天の場合は中止となります。
□打上げ時間
18:00〜19:00 予定
※昨年までよりも開始・終了とも1時間ずつ繰り上がっているのでご注意を。
□打上げ数
約6,000発(予定)
最大打上げ:4号玉
□会場
東京都世田谷区鎌田
世田谷区立二子玉川緑地運動場
□アクセス
▪️電車で来場する場合
・東急線二子玉川駅下車 徒歩5分
※花火の打ち上げの前・後は、二子玉川駅は大変混雑します。ピーク時は駅改札まで1~2時間かかることもあります。
二子玉川駅以外に、会場から徒歩30分の用賀駅、会場から徒歩40分の成城学園前駅の利用が推奨されています。
▪️車でのアクセス・駐車場
今年も例年と同様、専用の臨時駐車場等は用意されません。
花火大会の当日は交通規制も影響して、たいへんな混雑となります。
世田谷区たまがわ花火大会会場へは公共の交通機関の利用が推奨されています。
それでもどうしても自家用車利用でのアクセスを希望する場合には、各最寄駅の1〜2駅隣の駅周辺のコインパーキングに駐車し、そこから電車を利用して最寄り駅まで来る方法をおすすめします。
この方法のほうが、スムーズに帰途につくことが可能となります。
□主催・問い合わせ
世田谷区たまがわ花火大会実行委員会、世田谷区
せたがやコール
Tel:03-5432-3333
□来場者数
約28万人(2018年予想)
世田谷区たまがわ花火大会2018の見どころは?
過去のたまがわ花火大会の、スターマインの動画がありましたので紹介します。
これは花火の動きが立体的に見える「立体ワイドスターマイン」で、なかなか他の花火大会ではお目にかかれないもの。
単なるスターマインじゃなくて、花火自体が生きているかのような躍動感がありますね。
純粋に打ち上げ花火の美しさに目を惹かれ続けるので、個人的にはBGMすら、不要な気がします。
60分間の開催時間中、ノンストップで打ち上げが続く「打ちっぱなし」の様式も、本大会の特徴です。
世田谷区たまがわ花火大会の目玉は、川崎市制記念多摩川花火大会には見られない尺玉(10号玉)の打ち上げです。
世田谷区たまがわ花火大会の打ち上げ場所の河川敷が広いため、尺玉のサイズでの打ち上げが可能なんですね。
もちろんこれらばかりではなく、仕掛け花火等も見応え十分で、記憶に残る60分間となるでしょう。
世田谷区たまがわ花火大会には浴衣姿の人はいる?着て行っても大丈夫?
最近の花火大会の会場では、浴衣をさりげなく素敵に着こなしている人も多く見受けられるようになりました。
真夏の花火大会では、特にその傾向は顕著ですね。
世田谷区たまがわ花火大会は、昨年は落雷や豪雨のため中止となった経緯から、来場者の安全を優先するために、2018年から10月の開催となりました。
ここで気になるのが、夏場ではなく季節の異なる10月の開催なので、浴衣を着て行っても良いのか、悩みますよね。
10月開催になるのはこの2018年からですが、実際のところはどうなのでしょうか。
推測の域を出ませんが、天気が良ければ、この世田谷区たまがわ花火大会でも浴衣姿で花火観賞に訪れる人は、少数ながらおそらくいると思います。
ですが、お着物の世界の常識としては10月の浴衣は「季節外れ」となります。
この時期での浴衣の着用は、残念ながら「NG」とされることが多いようです。
確かに花火大会に浴衣、は一つの絵になる組み合わせですが、本大会の季節は秋。
年によっては残暑もまだ厳しかったりもしますが、それでも浴衣の着用が通用するのは9月の中旬くらいまでのようですね。
また、10月にもなると、日中と日没後との気温差が大きくなることが多い点にも注意が必要です。
年によっては、最高気温が20度に届かない日もあります。
花火大会の観覧場所が河川敷であることを考えれば、体感温度も他よりも低く感じられるはず。
日が落ちてからの服装は、むしろ一定の防寒対策も必要なくらいなので、本花火大会での浴衣姿は、避ける方が無難といえます。
浴衣を思いっきり楽しむには、真夏といえるシーズンがやはり似合っているようです。
世田谷区たまがわ花火大会 屋台の場所やメニューは?
花火大会そのものと並んで、夏祭りならではの楽しみの一つが、露店や屋台ですね。
世田谷区たまがわ花火大会の屋台情報をお伝えします。
世田谷区たまがわ花火大会 屋台の場所など
世田谷区たまがわ花火大会では、2016年には約60数店の屋台の出店がありました(2017年は荒天のため中止)。
約60数店っていうと、出店の数としては少々物足りない数字かもしれませんね。
ですが、世田谷区たまがわ花火大会では通常の露天商の屋台のほか、飲食店の「外売り」やB級グルメの屋台も見られるのが特徴です。
屋台の出店場所ですが、メイン会場となっている「多摩川二子橋公園」に約50店舗が集中して出店して断然多いので、要チェックです。
そのほか、宇奈根会場に10数店舗の出店がありますが、小規模ですね。
世田谷区たまがわ花火大会の川崎会場付近に至っては、屋台の出店情報がありません。ご注意ください。
せっかくですから、色々と選べるたくさんの屋台があるメイン会場で、屋台回りを楽しみましょう。
世田谷区たまがわ花火大会 屋台のメニューや種類は?
世田谷区たまがわ花火大会での屋台のメニューとしては、やきそば・たこ焼き・お好み焼き・じゃがバター・焼き鳥・カキ氷といった定番的な食べ物は、一通り揃っています。
どれを食べようか、当然迷ってしまいますよね。
2018年からは10月開催ですので、カキ氷のようなクールなメニューが減り、汁物の屋台など、季節感に合った屋台が出てくるかもしれません。
できれば早めに会場に到着して、場所を確保してからゆっくりと品定めしたいところです。
以下に、これまでの世田谷区たまがわ花火大会と川崎市制記念多摩川花火大会で見られた、屋台のメニューを紹介します。
あくまで過去のデータですので、ご参考までにどうぞ。
今年は今年なりの新しい、珍しい屋台も登場しているかもしれませんので、それもまた楽しみですね。
【一品料理など】
・鮎の塩焼き
・いか焼き
・枝豆
・大分からあげ
・おこたま
・お好み焼き
・おでん
・海鮮焼きそば
・からあげ
・牛串焼
・きゅうりの一本漬け
・京風ねぎ焼き
・串カツ
・ケバブ
・甲府鳥もつ煮
・シャーピン
・じゃがバター
・小籠包
・信州スモーク
・たこ焼き
・だだ茶まめ
・タン塩ステーキ
・チキンステーキ
・地鶏焼き
・ツブ貝串焼き
・とうもろこし
・鳥皮餃子
・肉巻きおにぎり
・富士宮やきそば
・フランクフルト
・ふりふりポテト
・ホタテ串焼き
・ホットドック
・やきそば
・焼き鳥
・ローメン
【スイーツなど】
・あんず飴
・黄金カステラ
・かき氷
・クレープ
・スムージー
・タピオカジュース
・チョコバナナ
・フラッペ
・ベビーカステラ
・焼ドーナツ
・りんご飴
・わた菓子
【ゲームなど】
・おたますくい
・亀すくい
・金魚すくい
・スーパーボールすくい
・くじびき
二子玉川駅周辺のコンビニは?
「屋台で食べ物や飲み物が調達できなかった。」
「開始までの時間がないのに、屋台には沢山の人が並んじゃってる。」
こういった場合に備えて、事前にコンビニで何かを買っていくというのも、一つの方法ですよね。
世田谷区たまがわ花火大会の最寄駅の二子玉川駅周辺のコンビニをマップに表示しましたので、ご参照ください。
世田谷区たまがわ花火大会 屋台の時間は?
世田谷区たまがわ花火大会での屋台や露店の営業時間は、店によってまちまちです。
当日は早ければ、準備が出来次第、午後から開店しているところもありそうです。
2018年からは打上げ開始時間が1時間早まるということも考えると、おおむね16時頃から、活況を呈してくると思われます。
17時頃には、どのお店にも多くの人の行列ができて来るでしょう。
場所取りができたら、お目当のメニューは早めの調達をおすすめします。
逆に花火が終われば、20:00過ぎには、閉店する店が多くなるでしょう。
本花火大会の帰り道は、どのみち一定の混雑や渋滞は避けられません。
屋台に寄り道しながら、花火大会の余韻に浸りつつ帰途につく、というのもアリではないでしょうか。
【おまけ】花火鑑賞の服装や持って行くと良いモノ
世田谷区たまがわ花火大会2018の鑑賞の時におすすめの服装や、持って行くと良いモノをまとめました。
ご参考にどうぞ。
・短パンではなく、長めのボトムスがおすすめ。
・小さくまとまるウインドブレーカー
・歩きやすいスニーカー
・ニット帽(防寒用に)
・手元を照らせる懐中電灯
・虫除けのスプレーやグッズ
・ウエットティッシュ
・かゆみ止め
・常用薬・絆創膏
・2人掛けできるくらいのビニールシート
・ブランケット(防寒用に)
・スマホ用の充電バッテリ
・もしもの時用の雨具
まとめ
世田谷区たまがわ花火大会2018について、基本的な情報や見どころ、屋台の出る場所や内容、開いている時間等の情報を、紹介しました。
この秋の一大イベントの世田谷区たまがわ花火大会を、屋台や露店などを楽しみつつ、ゆったりと観たいものですね♪
涼しい季節の花火大会なので、天気予報に注意しながら、場合によっては防寒の対策をしっかり整えてから、会場に行きましょう。
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