息子さんが初節句を迎えるあなた!まことにおめでとうございます。
親戚を呼んで初節句のお祝いをしようとするときのお料理って、何を出そうか迷いますよね。
そこで、端午の節句で何を食べるのかや、食べ物で離乳食なら何?デザートはどうするのか、といったことについて紹介します。
端午の節句の初節句で何を食べる?
男の子なら、お宮参りやお食い初めが終わっていることを前提に、お子さんが初めて迎える端午の節句を初節句として、お祝いすることが多いですね。
初節句といってもかしこまる必要はなく、鎧兜の五月人形や、勝負につながると言われる菖蒲の花をお部屋に飾るくらいで、環境の準備はOKです。
ではその端午の節句では、どんな食事を出せば良いのでしょうか。
食事メニューについても厳格な決まりがあるわけではなく、集ってくださる親戚の方々が喜ぶようなものを揃えれば良いのです。
ただ、おめでたい席ということで、たとえば
・縁起物としてのお赤飯
・旬のタケノコのお吸い物
・鯛の塩焼き尾頭付き
・見た目に色鮮やかなちらし寿司
などで華やかさを演出したいですね。
もちろん、端午の節句の鉄板メニューであるちまきは必須です。
ちまきは中国から伝わり、邪気を払うものとして災難除けとしての意味合いがあります。
手の込んだちまきを作りたいならば、由来を考えても中華ちまきが最適ですね。
子供達の人数が多いようでしたら、唐揚げやハンバーグをアレンジして出したり、料理を兜や鯉のぼりに見立てた盛り付けにするなどの工夫をすると、喜ばれます。
また、大人も含めての人数が多いようなら、せっかくのお祝いなのに手料理作りに追われるよりは、お寿司やオードブルの出前を取るのも一つの方法です。
その際、小さい子供達にはお寿司やお刺身などの生ものが不向きなので、子供向けのオードブルなどもあると良いでしょう。
お赤飯も、お餅やさんとか和菓子屋さんとかで探せば、注文に答えてくれるところもあります。
特にお餅を扱っている和菓子屋さんなら、柏餅も一緒に注文できるかもしれません。
端午の節句の食べ物で離乳食なら何?
たとえば主人公の7、8ヶ月の我が子に、端午の節句の食べ物として離乳食を出すのなら、鯉のぼりに見立てたおかゆのプレートはいかがでしょうか。
8倍がゆを大さじ2、ニンジン、ホウレンソウ、コーン、スナップエンドウの各ペーストを小さじ1/2程度用意して、色鮮やかに作ります。
ニンジンの赤、スナップエンドウの緑、コーンの黄色と各ペーストで鯉のぼり部分を、そしてホウレンソウペーストで鯉の目を作ります。
他にも、トマトピューレで赤を、かぼちゃでオレンジ色を表現しても、楽しいですね。
離乳食の後期ともなれば、おにぎりやパンもOKなので、おかゆの代わりにサンドイッチ用の食パンを使って、その上に各色のペーストで鯉を作るというのもアリですね。
鯉のぼりのメニューは端午の節句を表していますし、見た目にも可愛いです。
お子さんが自分で手づかみで食べるところも、祝ってくれる親戚みなさんに見てもらうことができますね。
子供の健やかな成長のお祝いである初節句の、格好のメニューですよ。
端午の節句でデザートは何を出す?
端午の節句の定番メニューのもう一つが、柏餅ですね。
新芽が出るまで古い葉が落ちないという柏の葉に包まれた柏餅には、家系が途切れずに子孫が繁栄する、という意味が込められています。
端午の節句で定番なデザートとしても、ちょうど柏餅がおすすめです。
親戚へのお土産として用意してあげても、喜ばれることでしょう。
まとめ
端午の節句では何を食べるのかや、食べ物で離乳食を出すなら何か、そしてデザートについて、ご紹介しました。
関東ではちまきよりも柏餅の方が一般的とも言いますが、由来を考えれば、どちらも初節句ではぜひ揃えたいメニューですね。
そのほかのお食事メニューには、これといった決まりがあるわけではありませんので、お子さんの成長を祝してあげる華やかな彩りのメニューを用意しましょう。
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