葉山海岸花火大会は、花火の打ち上げ数は約1,100発と控えめな数で、70万人以上もの人が訪れる横浜開港祭の花火大会などと比べて、人出も少なめな花火大会です。
それだけに、湘南エリアの東の端に位置する葉山海岸の夏を彩るこの花火大会は、場所取りに焦らずに比較的ゆったりと観覧できる、超穴場的な花火大会ともいえます。
ここでは、葉山海岸花火大会2018の見どころや穴場スポット、駐車場やアクセスについて紹介します。
葉山花火大会2018の見どころは？
つい「葉山花火大会」と略して言ってしまいますが、正式な名称は「葉山海岸花火大会」です。
2018年で第53回を迎えるということで、歴史もある花火大会ですね。
風光明媚な海と山からなる葉山町の風景は、昼間観て癒されるだけではなく、この花火大会では海上から打ち上げる大輪の花火がとても雄壮で、また異なる葉山の魅力を引き出してくれます。
まずは日程等の基本情報から。
第53回葉山海岸花火大会の日程は？
□打上日時
2018年7月26日（木） 19:30〜20:15
荒天等の場合は、7月27日（金）に延期となります。
□打上会場
森戸海岸前の海上、一色海岸の防波堤
□打上げ数
約1,100発を予定
□問い合わせ
葉山町産業振興課 046-876-1111
葉山海岸花火大会の見どころは？
葉山海岸花火大会の打ち上げ数約1,100発という発数は、決して多いとはいえませんが、打ち上げる花火と水中花火とのコラボが、葉山の夏に爽快感を運んできてくれます。
この葉山の花火大会の良いところは、同じ湘南エリアの鎌倉や江ノ島で行われる花火大会と比較して、そんなに混み合わずに海岸沿いでゆったりと観覧できるところです。
もちろん、会場の森戸海岸ではそれなりの人の出がありますが、血相変えて場所取りに奔走する必要はありません。
その点首都圏の大規模な花火大会のイメージですと、肩透かしを食らってしまうほどです。
そこからちょっと離れた場所でも、アイスでも食べながらゆっくりと観覧できるスポットが見つかりますよ。
葉山海岸花火大会には浴衣姿の人はいる？
昨今の花火大会の会場では、浴衣を素敵に着こなしている人も多く見受けられるようになりました。
もちろんこの葉山海岸花火大会も、その例外ではありません。
十代二十代を中心にたくさんの人が、思い思いの浴衣姿で花火観賞に訪れます。
浴衣を着て行こうかな、と悩んでいるあなた。
浴衣も甚平も、着ている人は多いですよ。安心して着て行ってくださいね。
ぜひ葉山海岸花火大会で、花火とともに素敵にSNS映えしてみてください。
でも草履については、普段から履き慣れている人はあまりいないと思います。
鼻緒擦れができても困らないように、絆創膏など、いざという時に手当のできるツールを持っていくと、役に立ちますよ。
葉山の花火 穴場はどこ？屋台情報も
森戸海岸前の海上、一色海岸の防波堤と2箇所の打ち上げ場所になっていますが、お互い近くなので、穴場となる場所も実はいろいろあるのです。
芝崎バス停付近
京急バスのバス停「芝崎」の周辺では、上空から見ると海に向かって五角形に突き出ている埋め立て地が広がっています。
ここの堤防沿いからの観覧は、森戸海岸も一色海岸も間近なので、お腹に響くくらいの迫力で花火が楽しめますよ。
森戸神社の駐車場
ここも、打上会場の目と鼻の先ほどの距離感です。
神社の裏側がすぐ海岸になっています。
花火大会当日には、警備の都合上、立ち入れないスペースができるかもしれません。
神社という聖域であることを意識して、むやみなところには立ち入らないようにしたいものです。
屋台はココに出る！
葉山花火大会では、小規模ながらも屋台の出店も見られます（例年、約20店舗程度）。
場所は、森戸神社境内に向かう参道の脇と、森戸海岸の本会場がメインです。
イカ焼き、焼きそば、フランクフルト、かき氷、唐揚げ、ドリンク類といった定番の屋台メニューが、屋台や外売りのお店に揃っています。
さすが葉山だけあって、屋台のある風景がサマになってますよね！
こういう雰囲気を味わうのも、花火大会の醍醐味ですから、ちょっと早いかなくらいの時間に来て、屋台グルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。
葉山の花火 駐車場やアクセスは？
葉山海岸花火大会の近隣の駐車場やアクセスについて、紹介します。
駐車場
葉山海岸花火大会会場付近にはコインパーキングの「三井のリパーク」始め、駐車場が散在しています（マップをご参照ください）。
鎌倉や江ノ島の花火大会では、朝早くから駐車場の争奪戦が始まりますが、ここ葉山の花火大会では、コインパーキングを利用するには（もちろん当日の状況によりますが）、過去のケースでは、16時くらいまでに行けばどこかのパーキングには停められる印象でした。
万が一、どうにも駐車スペースが見つからないような場合には、逗子駅前まで戻って、その周辺のコインパーキングを利用して京急バスで森戸神社まで向かいましょう。
ちなみに「三井のリパーク 森戸海岸第5」と隣接する「デニーズ森戸葉山店」にも駐車場があり、店内からは一色海岸方面に窓が向いています。
食事を楽しみながら、花火も見られる席も、あることはあります。
ですが、花火大会の音や迫力そのものを楽しむには、やはり屋外からの観覧をおすすめします。
アクセス
花火大会の行われる森戸海岸までは、東京駅から約80分程度の時間で到着します。
JR横須賀線を使えば、東京駅から会場最寄駅の逗子駅までは61分。
JR逗子駅前から京急バス3番乗り場で「逗12 葉山行き」（「海岸回り」）に乗り、11分で「森戸海岸」バス停に停まりますので、そこで下車。
同じバスに、京急新逗子駅前からも乗れます（2番の乗り場です）。
早めに現地入りして、美味しいお魚料理に舌鼓を打ってから森戸神社を参拝してもよし。
神奈川県立近代美術館葉山館を訪れるもよし、はたまた葉山の海岸沿いを歩いてリゾート気分を味わうのもよし、です♪
デートコースとしての葉山について、記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
葉山へのドライブデートでおすすめは？ランチやカフェならココで！
【おまけ】花火鑑賞の服装や持って行くと良いモノ
葉山海岸花火大会の鑑賞の時におすすめの服装や、持って行くと良いモノをまとめました。
ご参考にどうぞ。
・ジーンズではなく動きやすいチノパンや短パン
・歩きやすいスニーカー
・汗拭きのための大きめなタオル
・手元を照らせるネックライト
・虫除けのスプレーやグッズ
・かゆみ止め
・常用薬
・絆創膏
・小さくまとまるウインドブレーカー
・2人掛けできるくらいのビニールシート
・もしもの時用の雨具
さらに、葉山海岸花火大会の会場は日中、かなり暑くなります。熱中症について、十分に対策しておきましょう。
熱中症対策についての記事も、ご参考にどうぞ。
熱中症予防で水と塩の摂り方は？水分の量や飲み物の作り方を紹介！
まとめ
東京や横浜、鎌倉や江ノ島などで開かれる、数万人もの人が訪れる花火大会と異なり、この葉山海岸花火大会では比較的落ち着いた状況で、間近に迫力あふれる花火が見られますよ。
葉山はグルメの街でもありますので、彼女さんとグルメも兼ねて、花火大会デートを企画してみてはいかがでしょうか？
間近で観る打上げ花火は、きっとお二人の記憶に長い間残るはずですよ♪
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