黒船来航150年を記念して2003年から始まった「よこすか開国祭」の、メインのイベントが開国花火大会です。
水中花火やスターマイン、尺玉を織り交ぜて、30分間で5千発もの花火が上がる様子は絶景です。
2017年の開国花火大会には20万人以上が訪れたという、神奈川県内で有数の花火イベントです。
ここでは、開国花火大会2018について、その概要や日程・時間、屋台や露店の情報、そして穴場の観覧スポットを、お伝えしていきます。
開国花火大会2018の日程時間等の基本情報は?
まず、開国花火大会2018の開催概要等を紹介します。
日程時間等の基本情報
□名称
開国花火大会2018(2018年よこすか開国祭 開国花火大会)
□日程
平成30年8月4日(土) 19:15~19:45
※荒天中止となります(順延なし)。
□場所
うみかぜ公園、三笠公園、米海軍横須賀基地 他
うみかぜ公園には、市民協賛観覧席を用意。
※米海軍横須賀基地での観覧にあたって、入場時に国籍の確認のため、パスポート等の身分証明書提示を求められる場合があります。
□打ち上げる花火の種類と数
日本花火:約5,000発(昨年の最大打上げは10号玉)
□2017年の人出
約20万人
トイレ:仮設トイレを設置予定です。
□主催/問い合わせ
一般社団法人横須賀市観光協会
Tel:046-822-8301
横須賀市コールセンター
Tel:046-822-2500
花火大会の開催の有無については、
テレドームTel:0180-991-878で確認しましょう(当日午前8時以降)。
開国花火大会の見どころは?
開国花火大会は、2003年から始まったまだ比較的新しい花火大会です。
花火の発数こそ5,000発と多いとはいえませんが、30分間という短い時間でその花火を一気に解き放つ醍醐味が味わうことができます。
花火自体も、水中花火、スターマイン、尺玉中心に、空中ナイアガラで最後のトリを飾るという素敵な演出です(過去実績)。
よこすか開国祭の各イベントも、充実していますよ。
2017年に行われたイベントを一部紹介しますと、
□「横須賀うみかぜカーニバル2017」
アメリカン屋台、クリスタル・ケイなどによるライブ、無料映画上映等。
□「ヨコスカフレンドシップデー」
米海軍横須賀基地の一部開放、艦船の見学など。
□「開国バザールinショッパーズ」
ショッパーズプラザ横須賀店頭前広場でのバザール。
そして、
□「開国Dancin’2017」
日程は2017年6月3日と、開国祭の早い方のイベントとして行われましたが、たいへんな人気のダンスイベントです。
アクセスや駐車場は?
アクセスは?
□電車を利用する場合
京急横須賀中央駅から徒歩約25分
京急汐入駅から徒歩約15分
JR線横須賀駅から徒歩約20分です。
なお、当日周辺の道路は車両通行止めとなります(17:00または18:00
から22:00まで)。
2017年の花火大会の会場周辺の交通規制図です(クリックで拡大)。
駐車場は?
花火大会周辺・近隣に専用、あるいは臨時の駐車場はありません。
各会場までには、電車やバスなどの公共の交通機関の利用が必要です。
横須賀中央駅周辺には一般のコインパーキングもあるにはありますが、例年午前中には満車になっていることが多いです。
有料席チケットの情報
開国花火大会では、しっかりゆとりを持って見ることのできる有料の観覧席の用意があります。
「市民協賛観覧席」として、有料観覧席が2,500席分用意されています。
観覧場所:うみかぜ公園内市民協賛観覧会場
販売期間:平成29年は、6月17日(土)~8月5日(土)16時まででした。
販売価格:1席2,000円
販売席数:2,500席(全席自由席、イス席)
販売場所:「チケットぴあ(Pコード635-956)」「JTB首都圏横須賀モアーズシティ店」「京急観光横須賀旅行センター」「京急観光久里浜旅行センター」「スカナビi(横須賀観光インフォメーション)」
※2017年の実績となりますので、2018年の最新情報については公式ホームページを忘れずにチェックしてくださいね。
開国花火大会2018で屋台・露店はある?
開国花火大会では、神奈川県内の花火大会としては多めの約120店もの露店が出ます(2017年実績)。
これは、「あつぎ鮎まつり大花火大会」(約400店)、「川崎市制記念多摩川花火大会」(約220店)、「相模原納涼花火大会」(約180店)に次ぐ、店の数の多さです。
これだけの露店、屋台の数ですから、屋台や露店のお店として思い浮かぶお店(たこ焼き、たい焼き、りんご飴、かき氷、焼きそば、イカ焼き、綿アメ、ビールなどのドリンクなどなど)はだいたい揃っています。
場所としては、うみかぜ公園や三笠公園がメインですね。
そして穴場なのですが、「ヨコスカフレンドシップデー」として一部が開放される米海軍横須賀基地でも、アメリカンな露店が楽しめます。
開国花火大会2018で穴場の観覧スポットはどこ?
ここまで、開国花火大会のもろもろの魅力についてお伝えしてきました。
あとはどこで実際に見るのか、ということだけですね。
そこで、開国花火大会2018で穴場の観覧スポットを紹介します。
横須賀米軍基地
すでに上で述べましたが、「ヨコスカフレンドシップデー」として一部が開放される米海軍横須賀基地が、観覧するにも穴場スポットとしておすすめです。
広い敷地内でも、三笠公園寄りのエリアに陣取ることができれば、花火がクリアに見えますのでラッキーです。
基地への入場時間は、10:00から19:00までです。
基地から花火を観覧する場合、19:00までに入場しなければなりませんので要注意です。
三笠公園
新港埠頭越しに、迫力のある打ち上げ花火を鑑賞できるポイントです。
希望していたにもかかわらず市民協賛観覧席が手に入らなかった人は、ここからの眺めもおすすめですよ。
公園内をゆっくり楽しむことができますので、場所取りを早めに済ましてブラ散歩するのも楽しいでしょう。
中央公園
高台に位置しているので、東京湾の様子や猿島、対岸の房総の丘陵などの素敵な風景が望めるスポットです。
展望台のほか、トイレやベンチも揃っているので、便利です。
見晴らしの良いところから、開国花火大会を堪能できます。
海辺つり公園
四季問わず、無料で海釣りを楽しめるスポットです。
花火大会の打ち上げ場所からはちょっと離れますが、公園としてトイレや遊具があるため、子供連れにも優しい穴場観覧場所といえます。
新安浦港
新鮮な魚の直売所があったり、朝市が開催されたりして、地元では普段から人気のスポット。
花火鑑賞としては海辺つり公園に穴場として注目が集まりがちですが、だからこそこの漁港からの眺めが本当の「穴場」といえます。
猿島
猿はいない猿島ですが、ここからの花火大会の眺めはなかなか素敵ですよ。
これまで陸側からしか花火大会を見てこなかった人なら、違ったアングルからの花火大会はとても新鮮に映るはずです。
【おまけ】花火鑑賞の服装や持って行くと良いモノ
花火鑑賞の時におすすめの服装や、持って行くと良いモノをまとめました。
ご参考にどうぞ。
・ジーンズではなく動きやすいチノパンや短パン
・歩きやすいスニーカー
・汗拭きのための大きめなタオル
・手元を照らせるネックライト
・虫除けのスプレーやグッズ
・かゆみ止め
・常用薬
・絆創膏
・小さくまとまるウインドブレーカー
・2人掛けできるくらいのビニールシート
・もしもの時用の雨具
さらに、開国花火大会の会場は日中、最高に暑くなります。熱中症について、十分に対策しておきましょう。
熱中症対策についての記事も、ご参考にどうぞ。
熱中症予防で水と塩の摂り方は?水分の量や飲み物の作り方を紹介!
まとめ
よこすか開国祭のメインのイベント「開国花火大会」について、その概要や日程・時間、屋台や露店の情報、そして穴場の観覧スポットを紹介しました。
比較的新しい花火大会なので、年々趣向を凝らしたイベントも出てきそうですね。
ペリー来航に想いを馳せながら、真夏のひととき、大輪の花火を観て良い思い出をぜひ作ってくださいね。
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