センター試験の後、いよいよ私立大学や国公立大学の試験が始まりますね。
改めて、大学の入試に臨む際の服装の注意点や、面接試験での服装、持ち物のおすすめなどについて、紹介していきます。
大学入試の服装の注意点は?
大学入試の当日に臨んで、服装としてはどのようなものがベストでしょうか。
いうまでもなく、大学受験というものは高校生のほか、既卒者もいます。
既卒者で、ごく稀には私服ではなく高校生の時の学生服を出して着る人もいるようですが、一般的ではありません。大体が、私服で試験に臨みます。
悩ましいのは、現役生で、制服のある学校の生徒さんではないでしょうか。
結論から言うと、現役生でも学生服を着る・着ないは自由です。
そして、どちらかというとセンター試験でも現役の制服組(?)は約3割と少数派で、その他の7割は私服というのが現実です。
これが、私立大学や国公立大学の本番入試となると、ほぼ受験当日は制服を着ていく人はいない状況です(以下に説明する面接時は除く)。
以下に、大学受験の服装の注意点について触れていきます。
1.余計な緊張感を持たないで着られる服装を選ぶ。
あなたが現役生でどうしても制服へのこだわりがあるなら、それももちろん可で、制服で臨みましょう。
そうでなければ、筆記試験においては普段着が一番です。
休日に着る、リラックスできる服装で良いのですが、おすすめがあります。
暖房が効きすぎていても体温調節しやすいように、前開きのできる軽快な上衣があると便利です。
カーディガンやパーカー、ジップのポロ、等があればササッと前を開けたり、脱ぐことができて、プルオーバータイプのものより、周囲を気にしなくても済みます。
こういうちょっとした手軽さは、ありがたいものですよ。
2.英文字や地図、漢字が印刷されていない服装を選ぶ。
これはすでにセンター試験の会場でもおなじみの注意事項ですが、それ以降の受験の会場でも、引き続き注意しましょう。
付言すれば、企業ロゴ、ブランド名の入っている服も、控えるのが賢明です。
大学入試の面接試験での服装は?
以上は主に筆記試験における服装の基準のお話でしたが、大学入試における面接試験での服装について、ここで解説します。
1.現役生で、高校に制服がある場合
この場合は、その制服を着ていけば良いのですから、面接試験の服装についてはさほど悩まないでしょう。
制服なら、多くの場合普段から着慣れているので、着慣れない服装による緊張は無くてすみますね。
気をつけるべきは、日頃から着崩して制服を着ている人は、当たり前ですがそのまま面接に臨まないこと。
今一度、スタンダードな丈や詰襟にも慣れておきましょう。
女子の場合、短めなスカートやネイル、メイクやアクセサリは避けます。
2.制服のない高校生や既卒者の場合
制服のない場合でも、制服に準じるようなきちんとした格好をして、面接の試験を受けるようにしましょう。
具体的には、大学の入学式の時に着ることを意識したスーツスタイルがおすすめです。
これならば、実際に入学式に来ていくこともできますし、余計な出費も抑制できます。
ただ、受験勉強でいそがしいなか、わざわざ新調する時間がそもそもないという方は、ジャケットにパンツ、またはスカートの組み合わせでも可能ですので安心してください。
最低、パリッとしたシャツやブラウス、アイロンをしっかりとかけたパンツやスカート、きちんとしたボタンがけ、は忘れないようにしましょう。
3.その他
面接試験は、上記のように第一印象も大切です。
髪型や身なりを整えるというのも、ある意味試験の準備の一環として必要なことです。
足元の靴についても、結構試験官からは見られているものです。
新調することもないですが、できるだけ綺麗な状態の黒基調の革靴なら、大丈夫です。
意外と目立つのが靴下。黒い靴には、黒の長めの靴下だけが似合います。
大学入試の持ち物でおすすめは?
以下、大学入試の試験会場への持ち物のおすすめを紹介します。
事前に用意しておきたい、あると便利、というものです。ご参考にしてくださいね。
当然ですが、会場までの交通費等の現金、受験票等の必需品は、お忘れなく。
・目薬:エアコンの入る試験会場では、持っていると便利です。乾燥しがちな空気の中、目がスッキリします(念のため、試験官に机上に置けるかを事前に確認しておきます。確認できなければ、しまっておきます)。
・腕時計2本:普段は腕時計を持ってすらいない人も多いご時世ですが、試験会場では腕時計は時間管理の大事なツールです。スペアとしての時計含めて、2本の腕時計を用意します(時計の機能についての試験の手引きの説明も要参照です)。
・ティッシュ・ペーパー:箱入りのものは箱から出しておき、個包装のもので、背中に入っている広告は念のため取り出しておきましょう。
・お弁当やドリンク類:家から持参しない場合は、自宅近くのコンビニで買っておくのがベスト。会場付近では混雑が予想されますので、その時間を勉強に回しましょう。
・保温の効くマイボトル:飲み慣れている温かい飲み物があるなら、それを入れて行きましょう。炭酸系は避けます。もちろん、これも机上には出せませんので、試験が始まる前や休憩時間に限って取り出して、飲みます。
・黒鉛筆とシャープナー:試験方式がマークシート方式の場合は、機械が読み取りやすいように、必ず黒鉛筆で回答します。もちろん、和歌や格言等が印刷されているものはNGですよ。シャープペンシルの持ち込み可かどうかは、事前に調べておきましょう。
・貼るカイロや、ポケットカイロ:寒がりさんなら、持参すると良いです。手に馴染ませておくと良いですね。低温やけどには用心しましょう。
・膝掛けやマフラー:膝掛けの仕様の可否についても、事前に確認しておきましょう。
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まとめ
大学の入試における服装の注意点や面接試験の服装、持ち物のおすすめ等について紹介してきました。
面接試験については、特に清潔感は大事なところですので記事中にあるような点は守られると良いでしょう。
あなたの大学受験がスムーズにいきますように、この記事もお役に立てれば幸いです。ご健闘をお祈りします!
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