ハロウィンの仮装といったら、派手なイベントを思い浮かべる人が多いかもしれません。
横浜の山手町周辺地区では、西洋館を中心に本格的なハロウィン装飾で室内がデコレーションされたり、その洋館をめぐるスタンプラリーで、毎年かなりの盛り上がりを見せています。
それが、「横浜山手西洋館ハロウィンウォーク」というイベントです。
ここでは、山手西洋館ハロウィンウォークの概要やスタンプラリーについて、同時イベントの情報、西洋館のハロウィン装飾について、紹介していきます。
横浜山手西洋館ハロウィンウォークの概要は？
まずは横浜山手西洋館ハロウィンウォークの日程や時間等の概要から、紹介していきます。
日程などの基本情報
◆横浜山手西洋館ハロウィンウォーク2018
□開催日
2018年10月28日（日）
□最寄駅
みなとみらい線 元町・中華街駅
JR京浜東北・根岸線 石川町駅
□会場
ブラフ18番館、エリスマン邸、山手111番館、山手資料館、横浜人形の家、外交官の家、山手234番館、山手68番館、アメリカ山公園、大佛次郎記念館、ベーリック・ホール、横浜市イギリス館、YITC、以上の13施設（2017年実績）
□開催時間
10:00~16:00
雨天決行、荒天中止
□参加料金
無料
□例年の人出
約10万人
仮装スタンプラリー
仮装スタンプラリーが、このハロウィンウォークのメインイベント、といえます。
スタンプラリーの参加者は、ハロウィンの仮装をして参加します。
もし仮装して来なかった、衣装もない、という人でも、シールやフェイスペイントが有料で購入でき、参加できますよ。
スタンプカードは、どの会場でも受け取れますが、先着6,000人の限定です。
スタンプカードを手に入れたら、会場の13施設を好きなところから回って、スタンプを集めていきます。
集めたスタンプの数によって、素敵なプレゼントがもらえる仕組みなんです。
13の各施設でスタンプを受けるたびに、飴などがもらえます。
ちなみにスタートはどの施設からでもよく、ゴールは外交官の家または横浜市イギリス館のどちらか、となります。
「横浜山手西洋館7館」というのは、13の施設のうち、ブラフ18番館、エリスマン邸、山手111番館、外交官の家、山手234番館、ベーリック・ホール、横浜市イギリス館のことをいいます。
2017年のスタンプラリーでいえば、ゴール地点でもらえる賞品は、集めたスタンプの数によって2通りもらえます（重複もOK）。
【スタンプ賞】
13の施設のうち、12個以上のスタンプを集めると玩具などがもらえます。
先着3,000名の限定となります。
【緑の協会賞】
横浜山手西洋館7館全てのスタンプを集めると、動物園の招待券がもらえます。
ちょっと数は少なく、先着200名の限定です。
ちなみに、外交官の家とブラフ18番館の2つは、JR石川町駅寄りの山手イタリア山庭園内にあります。
どちらの賞を狙うにしても、この2つは他の施設からちょっと離れた場所にあるのがポイントです。
外交官の家に一番近いベーリック・ホールから歩くとしても、大人の足で11分、子供となら20分ほどかかるとみて良いでしょう。
高低差はさほど気にならないルートですが、歩道がやや狭く、子供がはしゃいで車道に出ないよう、くれぐれも注意してあげてください。
仮装スタンプラリーで【緑の協会賞】だけ狙うのであれば、スタート地点を山手111番館として、横浜市イギリス館→山手234番館→エリスマン邸→ベーリック・ホール→ブラフ18番館→外交官の家、と進むルートがおすすめです。
というのも、ブラフ18番館に向かってやや土地の高低差があって、若干下っていくのがこのルートなので、単純に歩きやすいからです（笑）。
そこからの帰りは石川町駅まで下って歩けば、3~4分ほどで駅に着きます。
◆ベーリック・ホールから外交官の家まで
ハロウィンウォーク山手のイベント内容は？
横浜山手西洋館ハロウィンウォークでは、仮装スタンプラリーの他にも、以下のようなイベントや出店等があり、毎年賑わっています。
なんの用意もなくて当日の飛び入りでも、ちゃっかり楽しむことができます。
仮装コンテスト
この「仮装コンテスト」については、各賞の入賞を狙うなら、それなりの準備をしてくる方が良いでしょう。
仮装コンテストには、以下の6つの賞が用意されています。
B/かわいいで賞
C/なりきっているで賞
D/目立ったで賞
E/めちゃハイカラで賞
F/頑張ったで賞
会場はアメリカ山公園で、受付開始が12:30~、審査開始は13:30~となっています（2017年）。
会場には、キッチンカーも出ています。
ドリンク類やライトミールを購入することができます。
仮装コンテストの参加費は無料ですが、参加できるのは各賞で先着各10組（計60組）までとなります。
入賞者には商品と賞状が贈られますので、例えば親子、兄弟で奮って応募してみてはいかがでしょうか。
出店について
ハロウィンウォーク山手では、山手の洋館を中心に、当日は各種の出店、販売やガーデニング体験など、楽しいイベントが盛りだくさんです。
まさにお祭り気分に浸れますね。
□出店
・アメリカ山公園（軽食販売）
・イタリア山庭園（横浜野菜の販売）
・山手68番館（パンの販売）
・ブラフ18番館/エリスマン邸（バルーンの販売）
・山手234番館（お菓子の販売）
・横浜人形の家（フォトスポット）
□オープンカフェスポット
・イタリア山庭園（外交官の家）
・エリスマン邸前の庭
□フェイスペインティング
・ブラフ18番館（1回200円、先着200人、整理券発行あり）
このフェイスペインティングやオリジナル仮装グッズ・タトゥーシールで、当日現場で仮装して参加する人も多くいます。
当日までにコスチュームやグッズを用意できなくても、現地調達してスタンプラリーに参加できるので、助かりますね。
□オリジナル仮装グッズ・タトゥーシールの販売
・西洋館6館または7館にて、1個100~500円程度で販売されます。
□オープンガーデン（チューリップの球根の植え付け体験）
・山手234番館の前庭で、1人1球、先着100名まで。
オープンガーデンについては、過去の例では、人気のため11:00前には締め切りになったこともありました。
会場の一つの山手234番館、に隣接する横浜山手聖公会でもバザーが開かれ、盛況となります。
山手西洋館ではハロウィン装飾も見られる！
横浜山手西洋館では、期間中ハロウィン装飾も見られます。
西洋館のハロウィン装飾は、西洋館7館と横浜人形の家にて、毎年10月31日までの約10日間、開催されます。
山手西洋館ハロウィンウォーク以外の日にも、ゆっくりと見て回ることができますよ。
こちらは山手の洋館、ベーリックホールのハロウィン装飾ですね。
ハロウィンの時期限定の、テーブルコーディネートが、素敵なデコレーションとともに目を楽しませてくれます。
まとめ
横浜山手西洋館ハロウィンウォークについて、その概要やスタンプラリーなどのイベント情報、そして西洋館のハロウィン装飾について、紹介しました。
たとえ仮装は恥ずかしい、したくないという人であっても、山手の西洋館のハロウィン装飾はとてもよくできていて、一見の価値ありと思います。
ただ、キャンディやラムネがもらえるとあらば、子供さんの方がノリノリかもしれませんね。
山手通りのやや狭い歩道を歩く時には、くれぐれも注意してあげましょう。
また、景品は無くなり次第配布終了となりますので、早めの参加をおすすめします。
山手の洋館のハロウィンを、たっぷりと楽しんできてくださいね。
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