鎌倉の御霊神社(鎌倉市坂ノ下4番9号)は鎌倉江の島七福神の一つで、福禄寿を祀っている神社です。
平安時代の後期に創建されたとされ、とても長い歴史を持っています。
この御霊神社はあじさいが見事なことでも知られます。
ここではそのあじさいの見ごろはいつなのかや、混雑は平日もあるのか、そして神社へのアクセスはどうか、といったことについて紹介していきます。
鎌倉御霊神社のあじさいの見ごろは?
鎌倉御霊神社からは徒歩数分で海、つまり鎌倉海浜公園に出られます。
境内に入る手前には江ノ電が横切るように走っていて、踏切になっています。
そこから写真を撮影すると、江ノ電と紫陽花とが一緒に映り込みインスタ映えすることから、近年人気のスポットとなっています。
そういうロケーションにあるこの神社に咲く、あじさいの見ごろはいつなのでしょうか。
御霊神社の紫陽花も鎌倉の他の寺社に咲くものと同様に、毎年6月の中旬から下旬にかけて見ごろを迎えます。
その年の5月頃から暑い日が続いていたりすると、紫陽花が早く咲き始めて、6月の10日前後に見ごろを迎えるような年もあります。
この付近のあじさいの開花についての情報は、長谷寺の公式ホームページ(http://www.hasedera.jp/)にあじさいの開花状況が公開されています。
そこにあるあじさいの開花情報は、鎌倉のおおよその地域に咲くあじさいの開花状況にも通じていますので、御霊神社を訪れる際にも参考にしましょう。
なお人気の撮影スポットだけに、インスタグラムやツイッターでも最新の開花情報が得られますので、そちらも参考になりますね。
鎌倉の紫陽花の開花は7月中にも及びますが、翌年の開花の準備のために、花自体を切り落としてしまう剪定作業があります。
剪定作業の開始は、神社やお寺によっても異なりますが、早ければ7月にあ入ってからすぐに行うところもあります。
それを考えると御霊神社にも、見ごろを迎える6月の中旬から下旬にかけての時期に観に行っておきたいところですね。
御霊神社の剪定作業がいつなのか、毎年決まった日に選定するのかは不明です。
近くの長谷寺や、明月院よりは遅いようですが。
なお御霊神社の境内には、樹齢約400年とされる巨大な夫婦銀杏が屹立しています。
そして社務所の前に立つタブノキも、推定樹齢350年だそうです。
こうした名木始め、緑の深い落ち着いた印象が、御霊神社を特徴付けています。
鎌倉のあじさい 混雑は平日も?
鎌倉の紫陽花の見物の混雑状況についてですが、開花の状況によります。
紫陽花の特徴として花期が長い、ということが言えます。
上で触れたとおり、鎌倉の紫陽花の見ごろは6月の中旬から下旬ですが、花そのものは6月初めには咲き始めていて、その頃からだんだんに見物の観光客の数も増えてきます。
御霊神社から徒歩10分ほどのところにある長谷寺では、例年、6月の中旬から下旬の開花のピーク時には、平日も関係なく観光客で行列ができます。
長谷寺では、開花時期は平日でも1〜2時間程度待ちは珍しくありません。
長谷寺のあじさい路では混雑時に入場制限がかかり、整理券が配られて待つことになります。
その待ち時間に、御霊神社とその周辺の紫陽花を見物に来る人も多くいます。
逆にいえば、御霊神社はそれほど観光客が押しかけて来ない、紫陽花の穴場スポットということもできるのかもしれません。
紫陽花見物の順番として、御霊神社を見て空いていたから長谷寺にも行こうか、というのはある意味無謀といえます。
長谷寺での見物を楽しむなら、朝一番の開門(8:00)前には、並んで待っておきたいところです。
そのほか、長谷寺のあじさいについての混雑状況やアクセスについてはこちらの記事も参考にどうぞ。↓
鎌倉長谷寺あじさいの見ごろはいつ?混雑状況やアクセスの情報!
鎌倉御霊神社へのアクセスと駐車場は?
鎌倉御霊神社へのアクセス
御霊神社へのアクセスはシンプルで、通常は江ノ電の長谷駅を利用します。
江ノ電長谷駅下車、徒歩5分です。
問題は、紫陽花の時期の日中の江ノ電の混雑です。
特に、利用者が多い始発駅の江ノ電鎌倉駅では、昼間は駅に入ってもすぐに乗り切れないので、次の電車が出るまで15分待ちが普通の状態です。
おすすめは、東京方面から来られる方でも、藤沢駅から江ノ電に乗車するという方法です。
同じ江ノ電の始発でも、藤沢駅の方から乗った方が空いています。
鎌倉駅のように、乗れずに次の電車を待つということがありません。
鎌倉御霊神社の駐車場
御霊神社自体には、専用駐車場はありません。
近場の長谷寺の駐車場は収容台数は30台のみで、紫陽花の季節には早くから満車となってしまいます。
また、長谷駅周辺にコインパーキングはありますが、台数は限定的です。
そこによほど朝早い時間に訪れるか、上に紹介したように江ノ電を利用する、という方法が現実的です。
まとめ
鎌倉御霊神社のあじさいの見ごろは、例年ですと6月の中旬から下旬となります。
鎌倉の紫陽花の季節は混雑は平日にも及びますが、御霊神社については入場制限等はありません。
ここを目指して行くぶんには、好きな時間で訪問してもゆっくりと見物できます。
御霊神社へのアクセスについては、藤沢駅乗車の江ノ電利用が、空いているのでおすすめです。
駐車場については近隣のところは早い時間から埋まってしまいますので、どうしても利用するなら朝早い時間に到着するか、上記のアクセスがおすすめです。
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