370万人以上という日本の市町村では最も多い人口を有し、18区の行政区を持つ政令指定都市、横浜。
その横浜市の職員になるべく採用試験に向けて準備中のあなた!おつかれさまです!
着々と受験勉強に励んでいる一方、その時期が近づいたら気になるのが、採用試験に臨むときの服装ですよね。
ここでは、
横浜市役所の採用試験にはどんな服装で臨めば良いのかや、
論文試験の時の服装と、あわせて業務の説明会の時の服装はどうするのか、
についても紹介していきます。
横浜市役所採用試験の服装は?
横浜市役所の採用試験の「試験区分」は多岐にわたります。
事務、社会福祉、情報処理、土木、建築、機械、電気、農業、造園、環境、薬剤師、衛生監視員、保健師、消防(【一般】/【専門】)、消防(救命救急士)、学校事務、の各区分となります。
この記事では、このうち「事務」の試験区分の受験生を対象にしています。
ですが、「事務」の試験区分以外の受験生であっても、例えば「事務」の試験区分でいうところの試験科目の「専門時事論文」を「一般論文」に、同「面談」を「面接」というふうに置き換えて、参考の一端としていただければと思います。
それでは、横浜市役所採用試験に、どんな服装で臨めば良いのか、紹介します。
第一次試験の時の服装
事務職の第一次試験では、「一般教養」の筆記試験のみとなります。
結論から言えば、この一般教養の筆記試験の服装については特に決まりがないことから、普段着の私服で大丈夫ですよ。
梅雨に時期に入り、横浜でもけっこう蒸し暑くなります。
半袖のシャツにデニム、サンダルというようなラフな格好の人もいるくらいです。
ただあまりにラフすぎても、気が引き締まらないというような人もいることでしょう。
ですが、スーツのスタイルで行けば、試験会場で浮いてしまうこともあるかもしれません。
そんなことは避けたいでしょう?
公務員試験のうち、筆記試験のみの日には、一般的には私服です。
カチッとした服装をしたい向きには、(スーパー)クールビズのスタイルが参考になります。
男性であれば、ノータイ、ノージャケット。そして半袖のシャツ。チノパン。
靴も、革靴は不要でスニーカーで十分です。
女性であれば、ノージャケットで半袖のシャツにチノパンやスカートといったところです。
ただし、もともと女性の場合のクールビズについては、自由度が高めといえます。
そう考えると、ポロシャツもありですし、男女とも、こと筆記試験の「一般教養」の時には自由な私服で構わない、という結論になります。
試験官も「一般教養」の試験時間には、受験生の服装はチェックしていません。
自由な服装で良いのですが、気をつけたいことがあります。
試験会場や教室によっては、冷房の吹き出し口が近い、冷房の設定温度が気温に比べて低め、などで体感的に寒く感じる可能性があるということです。
そのような場合、明らかに寒すぎるならば、試験監督に申し出ましょう。
それほどでもなければ、自分の服装の脱ぎ着で調整することになります。
調節のため脱ぎ着がしやすい上着(ジャケット、コットンやリネンのカーディガンやサマーセーターなど)があると、便利です。
前ボタンやジッパー仕様のカーディガンやパーカ、ジップポロなどはおすすめ。
さらに首元が冷える場合に備えて、コットンやリネンのストールを巻く(持っていく)というのもアリです。
まとめますと、横浜市役所の事務職の第一次試験では、脱ぎ着のしやすいものであれば、リラックスして受験できる私服でOKです。
横浜市役所 論文のときの服装は?
横浜市役所の採用試験の中で、論文のときの服装はどうすれば良いのでしょうか?
この論文試験とは、正確には第二次試験の中の「専門時事論文」試験を指します。
横浜市役所の採用試験では同じ第二次試験でも、「専門時事論文」試験と「面談」試験とは日時が異なります。
それぞれの場合の服装について、紹介します。
専門時事論文の時の服装は?
専門時事論文の時の服装は、これも結論から言えば、(今年の試験案内に格別の服装の指示がなければ、ですが)私服でも大丈夫です。
「面談」試験とは日時が異なっているからです。
専門時事論文の時に大切なのは、服装に気を使うことではなく、出題の意図に従った論述をすることです。
ただ、次の面談の日程も近いことから、スーツに準じる格好で試験に臨むというのはおすすめです。
人それぞれの好みもあるので、専門時事論文の時の服装は分かれるところかもしれませんね。
気合いを入れるために、あえて面談、面接試験を見越してスーツスタイルで受けてみる、でも良し。
暑い時期ですから、ギリギリまでリラックスできる格好で論文試験も乗り切りたい、というのも良しです。
実際の論文の試験会場では、あなたも含めて市役所職員を志向する人たちですから、スーツに準じる格好、あるいは派手さのないカジュアルな服装で試験に臨む人が多いようです。
かといって、私服で論文試験に臨んだからといって、そのことで不利になることもありません。
面談試験の時の服装は?
第二次試験の「面談」、そして第三次試験の「面接」については、男女ともに、スーツの着用が必須となります。
暑い真っ最中の時期の服装が、男性ならネクタイまで締めるスーツスタイルでたいへんですが、目標達成まであともう一息なので、がんばりましょう。
スーツの色味については、黒系統、濃紺、チャコールグレーが定番です。
それぞれに、ストライプが入っていない無地のスーツが無難で、おすすめです。
シャツやブラウスはもちろん白で、男性のソックスや、革靴・パンプスは色は黒の一択となります。
スーツのスタイルについて迷った時には、市役所職員の受験という性格上、協調性を意識した、清潔感のある服装になっているかどうかをチェックしてみましょう。
横浜市役所 説明会のときの服装は?
横浜市は、市の事業の内容や市職員の日々の業務について紹介すべく、各大学や学校で開催される業務説明会に参加しています。
この説明会については、就活時期でいえば大学3年生を主な対象にしています。
この説明会への参加経験の有無は、横浜市の採用試験の合否には無関係です。
そこで悩ましいのは、説明会の案内にはどのような服装で参加したら良いのか、指定が特にないことが多いことですね。
一緒に就活に動いているご友人からも情報は入ってくるものと思われますが、説明会は、ぜひリクルートスーツで参加しましょう。
そもそも説明会とは、上記のようにあなたの(将来の雇用主である)横浜市の職員が、わざわざ大学・学校まで出向いてきてくれるイベントです。
そういった趣旨から、説明会は就活の一環として一般企業に訪問する時と同様に捉えましょう。
自由参加が原則の説明会ですが、早くもこの段階で就活が始まると考え、スーツを着込んで気持ちを高めておくことは、就活にプラスに働くことでしょう。
公務員試験一般の、服装や持ち物についての記事は以下となります。ご参考にどうぞ。
公務員試験一次試験の服装は?二次のときは?当日の持ち物は何?
公務員試験でクールビズ指定の女性の服装は?シャツや靴おすすめは?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
横浜市役所の採用試験に際して、どんな服装で臨めば良いのか。
論文試験の時の服装は?
横浜市の業務の説明会の時の服装はどうするのか?
といったことについて、紹介しました。
試験の日程と内容により、服装のTPOが変わりますし、変えていきましょう。
あなたが横浜市役所の採用試験を楽々突破なさるように!
がんばってください。
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