各企業が6,7月頃から大学の学生に募集をかけ先行を開始するのが、インターンシップ制度です。
ここでは基本的に1週間程度までの短期のインターンを念頭に置いて、面接時の「服装は自由」の意味や、私服や靴、持ち物のおすすめについて、紹介していきます。
インターンの面接 服装は自由って?
あなたは就活中の大学生(とします)。
6月に入り、インターンの面接が近づいて来た。
企業側からいただいた案内には、「服装は自由です」とある。
こんな時、ちょっと困りませんか?
バイトの面接程度なら、カーディガンにノーカラーシャツ、コットンパンツにスニーカーといった服装でも問題なかったわけで。
これが企業訪問を伴う就活本番なら、スーツ着用が当然ということはわかっている。
では、インターンの面接では服装はスーツでなくても良いのだろうか?
しかも、「服装は自由」とまで書いてある。
ここで「スーツでなくても良いのかな?」という疑問が持てる人なら、服装に対してこだわりも持てる人でしょう。
逆に、「服装は自由」とあるので、自分は(本当に)自由気ままな服装で行く!と考える人は、そんなにはいないとは思いますが。
ここでは「服装は自由」について原則的にこう考える、というところで説明します。
そもそも、短期のインターンといえども、学生であるあなたの就職活動の一環であることには変わりありません。
就活ありきのインターンシップですから、大元の就活という前提を抜きにインターンの面接も、ないわけです。
とするならば、原則としては「スーツ不可」とか「スーツ以外で」と特別な指示がない限りは、スーツを着て面接に臨みましょう。
「スーツ不可」とか「スーツ以外で」というのは、風変わりな指示に見えますか?
これは例えばアパレル業界のような、あなたの服装そのものに興味や関心がある企業なら、特に珍しくはない指示事項なのです。
話を戻しますが、「服装は自由」と言われても、あくまで就活の一環としてのインターンの「面接」なのですから、ビジネスの入り口はスーツスタイルで臨みます。
もう一度書きますが、インターンの面接時に服装自由、とあって迷ったらスーツが原則、ですよ。
あと、服装について何の断り書きも案内になければ、これも「スーツ着用」で面接を受けるのが基本です。
インターンの面接 私服や靴のおすすめは?
では逆に、インターンの面接のときに私服で臨むというケースについて、考えてみましょう。
これは、上に書いたように「スーツ不可」とか「スーツ以外で」と特別な指示があったり、すでにその企業でインターンの経験がある先輩から「私服で問題ないよ」と聞いていたり、といったケースです。
ここで押さえるべきポイントは、私服といっても就活における「私服」は、ビジネスカジュアルを指すということです。
ビジネスカジュアルとは、簡単にいえばスーツや労働着・制服以外で、社会人がオフィスで働いている時の服装のことです。
男性の場合
上衣としてジャケットに、シャツ(ポロシャツ含む)と、スラックス(チノパン含む)という組み合わせが一般的です。
ポロシャツは、オフィスカジュアルとしては通常の服装といえます。
ただし、いうまでもないことですが、派手なデザインや色柄のものは避けましょう。
ボトムについては、たとえ綺麗めでもジーパンは不可ですので、気をつけましょう。
靴については、就活の一環という趣旨から、革靴を履いて行くのが基本です。
カラーは、黒か濃い茶がおすすめです。
女性の場合
女性のビジネスカジュアルは、ジャケット+パンツまたはスカートのツーピース、が一般的です。
スカートの場合は、濃いめの肌色のストッキングを合わせると良いでしょう。
定番的なクールビズのスタイルなら、問題ありません。
今やファストファッションの店舗であっても、ビジネスカジュアルで上から下まで揃えることもできます。
清潔感を念頭に、カジュアルすぎないカジュアルでまとめてみましょう。
靴に関しては、あまりあれこれ考えて悩むようなことは、少ないのではないでしょうか。
すなわち、ビジネスカジュアルの基本に沿って、黒の革のパンプスで、ヒールの高さ5センチまで、という靴でOKです。
インターンの面接 持ち物のおすすめは?
インターンの面接時の持ち物についてですが、ここでも就活のツールという目線を保つと良いでしょう。
バッグは、色は黒や、濃い茶のビジネスバッグが望ましいですね。
ただし、素材については皮革製であることは必要ありません。
リュックサックはカジュアルすぎますので、インターンの時には使用を控えましょう。
男性であれば、よくある黒のナイロン製のビジネスバッグであれば、OKです。
女性もののバッグも、色は黒か茶系統のリクルートバッグが理想です。
大きさは、男女ともに、A4ファイルが入るものがおすすめです。
名刺入れについては、これも高価なものである必要はありませんが、持っておきましょう。
インターンの時には、名刺入れを使うとしても相手から名刺をいただく一方でしょうけれど、「受け」としての名刺入れを持っているのといないのとでは、相手からの印象が全く異なってきます。
さりげなく、必要なビジネスツールです。
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まとめ
インターンの面接時にいわれる「服装は自由」の意味や、私服の場合や靴、持ち物のおすすめについて、紹介しました。
インターンの面接は、就活の入り口という意味で緊張すると思いますが、服装や持ち物の選択で迷わないように、この記事がお役に立てれば幸いです。
はりきって就活に向かっていきましょう!
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