神田明神といえば、1300年近くもの歴史を有する、江戸東京の守り神、「江戸総鎮守」として有名な神社です。
パワースポット好きな自分は、数年前から度々この地を訪れています。
氏子町が108もあって、その町々をずっと見守ってくださるなんて、すごいパワーですよね。
ある日訪問した日の記録とともに、この神田明神について紹介いたします。
神田明神はラブライブの聖地!
神田明神の中の「聖地」
隔年で5月中旬に行われる神田祭(かんだまつり)。
江戸時代から続く日本の3大祭り・江戸3大祭りとして有名ですね。
規模が大き過ぎて、自分のような部外者には訳がわからないくらいです。
そんな硬派な神田祭の執り行われる神田明神には、その方面には興味や知識のない人には知られていない別の顔(?)がありました。
何度も神田明神を訪れてはいたのですが、恥ずかしながら、ラブライブ!の聖地ということを初めて知りました。
「聖地」とは、作品の中で、実在の通りにそこが舞台として描かれているような場所を指します。
ラブライブ!では何度も何箇所も、この神田明神が舞台として登場していることから、ファンの間では「聖地」として「巡礼」の対象となっているんですね。
個人的にラブライブ!に、いえ、アニメの世界観に疎くて、何かアニメとコラボしたお守りやグッズが販売されているな、ぐらいの受け止め方でした。
アニメに疎くても、あの「君の名は」は4回鑑賞したくらいにハマりましたので、いわゆる「聖地」を訪問するファン心理は理解できます。
絵馬のかかっているところには、所狭しとラブライブ関連の内容の絵馬がありました。
ラブライブ!の第1作の時期は過ぎているからか、ファンの人たちがわんさかと詰めかけているわけではないようです。
しかし改めて見てみると、境内の窓口にはラブライブ!の関連グッズが健在でした。
「神田明神限定Tシャツ」や、ストラップ、クリアファイル、かすてらまんじゅう、雷おこしや、コラボの御朱印帳等々まで、ファンなら垂涎ものと思われます。
この明神男坂(明神石坂)も、ラブライブ!に出てくるμ’sのメンバーたちが朝のトレーニングで駆け上るシーンがあるそうですね。
この男坂、結構な段数であり、神田明神が丘の上にそびえているのが実感できます。
自分がここを降りて帰ろうとした時に、ちょうどファンと思しき学生さんたちが、下から数名で全力で駆け上ってきたのが印象的でした。
ラブライブ!ファンの人(ラブライバーっていうらしいですね)でしたら、平日の午後など、人出が少ない日や時間を選んで来られると、ゆっくりと「聖地巡礼」できるのではないでしょうか。
神田明神近くの「聖地」とは
以上が神田明神の中の聖地とすれば、近所にも別の意味の「聖地」がありました。
神田明神から徒歩約4分ほどのところにある、ローソン神田明神店です。
このマップ上では神社の正門を一旦出てからのルートになりますが、ファンの方達は明神男坂を降りていくルートかと、思います。
一見、どこにでもある普通のローソンの店舗です。
こちらもラブライブ!ファン、ラブライバーさんたちの訪れるスポットだそうで、ちょっと立ち寄ってみました。
・・・ありました。
事前にネットで見ていたほど大量にではないものの、棚にぎっしりとラブライブ!関連グッズが積み上げられているではありませんか。
それらのモノが何であるのかは、未確認のままお店を後にしましたが、ファンの方なら「ああ、あれね」というグッズといったところでしょうか。
ところで、自分は「君の名は」は4回鑑賞したくらいにハマった、と書きましたが、自分は「君の名は」の聖地巡礼には今のところ興味はありません。
ですが、いつかムクムクと興味が湧いて「君の名は」の聖地を訪れるようなことも、あるかもしれません。
神田明神はお守りが充実
神田明神には、いろいろなお守りが充実しています。
あいにくラブライブ!関連のお守りは撮影禁止といわれてしまいましたが、それらもいくつかの種類が揃っていました。
ペットを飼育している自分が惹かれたのは、「ペットお守り」(1,000円)です。
肉球をかたどったデザインが、秀逸です。
そう、ペットにも「交通安全」なんです。
しかしながらこの日買い求めたのは、ちょっと変わった「んのお守り」(500円)というお守りでした。
「小さな運から大きな運まで 強運に恵まれる御守です」のキャッチに惹かれました。
シンプルでキリリと引き締まったデザインやビタミンカラーの黄色も、お気に入りです。
ちなみに、神田明神の参拝可能時間は24時間ですが、お守りの授与の時間は、9:00から16:30までとなっています。
神田明神へのアクセス
自分がこちらにうかがうのは、いつも御茶ノ水駅からです。
中央・総武線の御茶ノ水駅「聖橋口」からは徒歩6分ほどとなります。
その途中にある「史跡 湯島聖堂」とお間違えなきよう。
湯島聖堂も「日本の学校教育発祥の地」として、一度は訪れる価値があるスポットです。
車で訪れる人用に、若干の台数の駐車場が神社北側にあります。
平日午後あたりなら、停められる可能性があります。
神社の正面の大きな鳥居をくぐって、道なりに右に回り込んで脇の門から入っていきます。
もしも停められないような場合には、御茶ノ水駅と秋葉原駅との間にコインパーキングが散在していますので、下記のマップもご参照ください。
まとめ
神田明神について、ラブライバーの聖地としての側面や、御守り、そしてアクセスについて、紹介しました。
訪れたのは平日の午後でしたので、神田明神も比較的空いていました。
土日曜日に車で訪れようとするなら、あらかじめ周辺の駐車場の位置も把握しておくと迷わずに済みますよ。
■神田明神(正式には神田神社)
東京都千代田区外神田2-16-2
TEL:03-3254-0753