性格はおとなしく、忍耐強い猫種といわれるラグドール。
吸い込まれるような、その青い瞳には思わず見入ってしまいますよね。
そんなラグドールを初めて飼ってみようとしているあなたに、
・長毛種だけに、抜け毛は大量にあるのか?
・毛玉はよく吐く?
・ブラッシングを上手にするコツは?
といった疑問にお答えしていきます。
ラグドールの抜け毛は大量?
ラグドールの可愛らしさに一目惚れで、どうしても飼いたくなってしまったあなた。
でも長毛種なだけに、どれほど抜け毛があるのかは気になるところですよね。
結論からいえば、大量の抜け毛については覚悟が必要です。
抱っこ好きな猫なのですが、換毛期などは抱っこすれば毛だらけになってしまいます。
ですがラグドールの場合は恵まれている点もあって、その毛質から、比較的毛玉になりづらいとされているんです。
抜け毛で一番悩ましいのが、春と秋の換毛期のときです。
換毛期の抜け毛については、猫を飼うのなら短毛種でも結構抜けるわけですから、日頃からのブラッシング等のケアをマメに行なって乗り切っていきましょう。
そもそも、抜け毛が嫌いというのであれば、猫そのものが飼えなくなってしまいますよ。笑
あと、ラグドールは大人に成長するまでに約4年かかります。
徐々に体を大きくしていくので、平常でも抜け毛はだんだんと増えていくことになります。
ラグドールは毛玉をよく吐く?
飼い猫に部屋の中で毛玉を吐かれてしまうと、いくらかわいい我が子の行為とはいえ、お掃除が大変になってしまいます。
ラグドールのような長毛種の猫は、やはりセルフグルーミング時に飲み込む毛の量も多くて毛玉もよく吐くのでしょうか?
これについては「猫それぞれ」、といえます。
そもそも毛玉を吐く行為は、グルーミングの時に大量に毛を飲み込むことで起きます。
抜け毛に対して、オーナーがマメにブラッシングをしてあげるなどして手入れを怠らなければ、毛玉をよく吐き出すことはないでしょう。
グルーミングで飲み込んだ毛は、基本的にウンチの中に混じって出てきます。
ですから毛玉を日頃からよく吐くというコは、セルフグルーミングで飲み込み過ぎているということですから、一層ブラッシングを丁寧に行なってあげると良いでしょう。
ちなみに子猫のラグドールは、長毛種といってもほとんど毛玉を吐かないのが普通です。
ふわふわといっても、大人に比べて断然に毛の量が少ないからです。
ですからたとえば1歳くらいの子猫の時に、毛玉を吐かないといっても心配する必要はありません。
逆に、子猫のうちからあまり頻繁にブラッシングはしないほうが良い、ともいえます。
大人になった時にブラッシングに抵抗ないように育つように、優しく軽く、ブラッシングをしてあげると良いですね。
まとめますと、毛玉をよく吐くかどうかは、日頃からの毛の手入れによります。
ブラッシングを適切に行なっているのであれば、毛玉をほとんど吐かないからといって、毛球症を過剰に心配することはありません。
よく猫を観察して、普段と違って吐きそうだけど吐けない様子があったり、食欲が明らかに落ちてきていたりなどの異常が見られるようなら、かかりつけの動物病院に相談しましょう。
ラグドールのブラッシング 上手にするコツは?
ラグドールのブラッシングを上手にしてあげるには、どうしたら良いのでしょうか。
まず回数についてですが、上記のように1歳未満の子猫の時は、ブラッシングにそんなに神経質になる必要はありません。
まだ成猫ではありませんが、1歳になって迎える初めての換毛期(春/秋)の時から、本格的にブラッシングを始めていきましょう。
この時以降、ラグドールのブラッシングの回数は基本的に1日1回で大丈夫です。
ラグちゃんの毛はもつれにくいので、助かりますね。
そしてブラッシングに使うのは、両目櫛(粗さが2通りあるコーム)とファーミネーターがあれば十分です。
スリッカーブラシですと、刺激が強くて細いラグの毛には合わないようです。
使い方は、ファーミネーターをかけながら、両目櫛で余分な抜け毛をその場でキャッチする要領です。
よく毛が玉になりやすいのは、耳の付け根のところや前後の脚の付け根、尻尾やお尻の付近です。
ブラッシングを嫌がる子もいると聞きます。
そうならないためにも、子猫の時からスキンシップを取りながら、優しく撫でつつ軽く櫛通しをしてあげるなどして、ブラッシングになれさせていきましょう。
ちなみに、長毛種のラグドールでも、犬とは違ってトリマーさんのところに連れていく必要はありません。
しっかりと、1日1回のブラッシングとコーミングを続けていきましょう。
まとめ
ラグドールを飼おうとしているあなたに、抜け毛や毛玉についての情報と、ブラッシングのコツなどについて紹介しました。
ラグドールを飼っていく上で、ブラッシングは不可欠です。
可愛い我が子とスキンシップを楽しむつもりで、継続しましょう。
子猫の時から、徐々に慣れてもらうと良いですね。
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