引越しが終わって、2週間ほど経ちます。別の項で、猫にとって引越しは少なからずストレスになるもの、ということを綴りました。
実際の引越しの移動では、なるべく彼(猫のこと)にストレスを与えないように、いつも部屋に出しっぱなしで入ったり出たりを繰り返しているキャリーバッグに入ってもらい、幼少の頃から咥えたりして慣れているボールなどのおもちゃも入れて、贅沢にもタクシーにて新居まで乗せていきました。
そして今回は、引越した後の、その後日談を以下に記していきます。
猫の引越し ストレスはやはりあった?
引越し後の猫の脱走が心配、という方もいるようですが、ウチのコは幸い
そのようなこともなく、まずは落ち着いて新居に入ってくれました。
ストレス軽減のためにも、引越し当初はなるべく一緒にいてあげたいと思っていたのですが、休みが少ないこともあって引越し当日中に区役所等で手続きを行うために、ある程度の外出を余儀なくされました。
用事から帰ってみると、彼(猫)は彼なりに、まだ開梱していないダンボール箱の隙間に身を潜めて、休んでいたようです。
あまりに静かにしていたので、本当にどこかにいなくなってしまったのではないかと探し回ったことも、今となっては笑い話のネタですね。
どこのコもそうだと思いますが、もともと猫は狭く暗いところに好んで入っていく習性があるようです。
猫用の使い慣れた寝具がベストですが、そういうものが仮に用意できなかったとしても、シンプルにダンボール箱があれば自然と(?)その中に入っていくものです。
この『ダンボール箱があれば入っていく』習性から、こと引越しの後片付け時にはときとして大いなるおジャマ虫さんになるものですが(あるあるネタ、ですね)、大目に見てあげる広い心も必要です。
引越し後に飼い猫さんのご機嫌が良くないのか、無駄鳴き(?)に悩まされた、という体験談も聞いたことがあります。
これについても、ウチのコはもともと大人しいタイプだからか、普段と比べて鳴き声が気になるようなこともなく、安心でした。
一点だけ気になるといえば気になったことといえば、一時期だけ食欲が減ったかな、ということです。
猫は匂いに敏感ですから、ひょっとしたら新居の匂いがストレスの元となったのかも知れませんね。
引越し当初の食欲減少も(全く食べなかったわけでもなく)、残さず食べたら褒めてあげたり、好きなおやつをあげたりしてご機嫌を伺っていくうちに、順調に改善していきました。
長距離の移動による引越しの影響で、その後丸一日飲まず食わずでお通じもなく心配だった、という体験談もありますね。
移動によるストレスによって食べなくなる、その結果お通じがお休みになる。これはある意味自然な流れともいえますね。
猫や犬といった動物たちは、体調が悪ければ、動かずにじっとして体力の温存と回復を待つ知恵を持っています。
体調悪いのに、食べて体力を回復しなくちゃ、なんていうのは私たち現代人の思い込みに過ぎないのでは、と個人的には思ってます。
うちの子の場合は、食べた分程度にはちゃんと便通があったことで、安心して見守ってあげられました。ありがたいですね。
猫越し後の最近は
引越しから2週間ほど経った最近は、ウチのコはもう堂々としたものです。
最初は挙動不審な様子もありましたが、今では私の前でゴロンと仰向けになって寝そべっていることも多くなりました。
彼なりに状況を把握してきているようで、ですがほんのちょっとは周りの音に敏感な反応も見せたりすることもありますが。
多分、私が仕事に行っている間、十分にお部屋の探検に勤しんでいるのでしょうね。笑
猫にとって居心地の良い居場所を用意してあげたり、一緒にいる時間では構い過ぎない程度に(これが加減が難しいのですが)構ってあげたことも、彼が早く新しい環境に慣れてくれたポイントのように思います。
あなたとニャンコのお引越しの時にも、なるべくストレス少なく過ごせますように。そして末長くご一緒にパートナーライフを楽しめますように。