健康な状態の人は誰でも、寝ている時にコップ1杯の汗をかく、といわれます。
その寝汗が背中ニキビと関係するとしたら、どうしましょう?
背中ニキビに悩んでいる人は、どきっとしますよね。
寝汗をかかない方法、ではなくて、寝汗をかきすぎない、かいても背中が蒸れないようにするにはどうすれば良い?という観点から見ていきます。
ここでは、寝汗対策としての寝具で夏場のおすすめや、冷房の使い方、設定温度はどうすれば良いのか、といったことを紹介します。
背中ニキビは寝汗も関係している?
背中ニキビというものは、ともすると自分では気づきにくいものです。
背中の開いたファッションを楽しもうとしたり、今年はやりの水着を試着しようとしたりして、気付くこともあります。
これでは自信を持ってファッションや水着を楽しめないばかりではなく、体の衛生面や健康上も問題あり、となってしまいます。
背中ニキビができる原因にはいくつかありますが、そのうち就寝時の要因としてあげられるのが寝汗、なんです。
寝汗そのものは1年中かくものです。
そして、寝汗をかきやすい場所の一例として、皮脂腺の多く集まっている肩甲骨周辺が挙げられます。
つまり、背中ですね。
背中に汗をかいたとしても、日中ならばタオルなどで拭き取ったりできますが、夜寝ている時には拭き取ることは少ないと思います。
寝汗を拭き取らずにそのままにしておけば、素肌に汗や皮脂が付着している時間が長くなってしまいます。
こうして、汗や皮脂が溜まりやすい背中が、雑菌が繁殖しやすい高温多湿な環境となり、ひいては背中ニキビの発生や増加につながるわけです。
更にいえば、寝汗が多くて不快で就寝時に何度も目が覚めてしまうという人は、睡眠が浅くなって自律神経のバランスが崩れやすくなります。
この自律神経のバランスの乱れも、背中にニキビができたり、肌が荒れたりする原因となるので、寝汗に対する対策が必要といえます。
寝汗対策の寝具で夏のおすすめは?
冒頭で述べましたが、寝汗そのものは、健康な状態で誰もがかくものです。
背中ニキビを防いだり少なくするためには、その寝汗を背中に溜め込まないことが大切です。
1年中寝汗はかくものですが、こと夏場は残暑の時期まで含めて、寝汗を他の季節よりもかきやすいといえます。
特に寝具やパジャマ・部屋着(寝間着)は、肌に直接触れるものなので、寝汗による雑菌の温床にならないように、こまめに(できるだけ毎日)取り替えましょう。
寝具やパジャマ・部屋着の素材についても、こだわりましょう。
背中ニキビの対策としては、寝汗を溜め込まないということでは吸湿性に優れた上質なコットンやシルクの素材はおすすめです。
ベッドで寝ている場合には、簡単なことではないかもしれませんが、通気性の良い素材からできたマットレスに替えてみるのも一つの方法です。
コットン、つまり綿製品の場合には、吸湿性は良いのですが速乾性という点では物足りなかったりもしますね。
実は、背中側が直接当たる敷布団では、この吸湿性と速乾性とが高いレベルで両立出来るモノがあります。
それが「い草のシーツ」(寝茣蓙)です。
い草には綿の約2.5倍〜3倍の吸湿力があり、乾燥した時には逆に蓄えた水分を放散する特性があることがわかっています。
また、悪臭の原因となる化学物質を吸着することで、汗、タバコやペットの臭いの原因を減少させることもわかっています。
そのほか、布団の中の湿度を一定に保ってくれるので快適だったり、い草自体が汚れにくい素材なので選択の手間いらずだったり、という利点があります。
個人的な体験談も交えて、この「い草のシーツ」が不快な寝汗の対策になっていることを、別の記事にまとめています。よかったらご参照ください。
夏場の寝汗で背中が臭い時の対策は?蒸れにくい寝具ならコレ!
国産い草のシーツは、上記のメリットだけではなくて、あの「新しい畳の香り」でとても癒されるところが、個人的に気に入っているところですね。
寝汗対策 夏の冷房の使い方は?
夏の寝汗、ひいては背中ニキビの予防や対策については、冷房の使い方にも気を配りたいところです。
夏の熱帯夜に、冷房をつけないという人は少ないかもしれません。
熱帯夜以外でも、寝苦しい夏の夜には冷房をかけて寝ることが一般的ですが、その設定温度は低すぎないようにすべきでしょう。
効きすぎの冷房で、乾燥肌など肌のトラブルにつながってしまっては、元も子もありませんからね。
先ほどお話ししましたように、背中ニキビの原因の一つに、自律神経のバランスの乱れがあります。
睡眠不足にならないためにも、暑すぎない快適な睡眠環境にするという意味で、効かせすぎない程度に上手に冷房を使いましょう。
私自身の体験としてですが、就寝時に冷房を使ったとしても、多少の寝汗はか区程度の温度設定にしています。
そして、そのかいた寝汗はい草のシーツでうまく放散されて、快適に眠れています。
【SUMMER SALE】日本製 い草シーツ シングル 寝ござ 夏用寝具 夏用シ… |
まとめ
背中ニキビには寝汗も関係しているということ、寝汗の対策として、夏の寝具や冷房の使い方について、紹介しました。
繰り返しになりますが、寝汗自体は健康な人でも一晩にコップ1杯分かくものです。
かいた寝汗を背中に溜め込まない、寝具や冷房の使い方を意識しましょう。
【この記事に関連する記事一覧】
赤ちゃんが寝汗が多いのはなぜ?夏の対策とグッズのおすすめを紹介!
夏の睡眠不足の対策をご紹介!エアコンの使い方と寝具のおすすめも
夏バテは睡眠不足から!解消する睡眠の方法とおすすめグッズ紹介!