イオン銀行カードローンは、その名のとおりイオン銀行で扱われているカードローンです。
急な入用の時に使ったり、ある程度まとまった資金の立て替えとして使ったりと、何かと便利な金融商品として、カードローンを使う人が増えています。
ここではイオン銀行カードローンの基本的な商品内容やメリットとデメリットを、紹介していきます。
即日融資についての情報も掲載しています。ご参考にどうぞ。
イオン銀行カードローンの商品内容は?
イオン銀行カードローンの商品内容としては、ざっと以下のようになります。
・資金使途:自由(事業性資金を除く)
・対象年齢:満20歳以上満65歳未満
・利用限度額:10万円~800万円(10万円単位)
・金利:年利3.8~13.8%(2018年2月1日現在)変動金利。
・担保・保証人不要。
・契約期間:1年(1年毎の自動更新)
・個人の申し込みの条件:日本国内に居住していること(外国籍の人は、永住許可を受けていること)。申し込み本人または配偶者に安定かつ継続した収入が見込めること(学生は不可)。イオンクレジットサービス(株)またはオリックス・クレジット(株)の保証を受けられる人。以上の条件をすべて満たす個人。
・返済方法:約定日は毎月20日(休日の場合は翌日)。イオン銀行普通預金口座からの引き落とし、ATMからの返済、他金融機関の普通預金口座からの引き落とし、の3つから選択。
・返済方式:残高スライド方式
・毎月返済額:最低額は1,000円(借入れ金額3万円以下の場合)
以上が、イオン銀行カードローンの主な商品内容となります。
なお、申し込みはインターネットからの受付となり、有効な運転免許証かパスポートが必要となります。
イオン銀行カードローンのメリットは?
それではここで、イオン銀行カードローンのメリットを見ていきましょう。
銀行ならではの低金利
イオン銀行カードローンの金利は年利3.8~13.8%です(2018年2月1日現在)。
同じ銀行系カードローン商品で言えば、
・新生銀行カードローン レイク:4.5~18.0%
・三井住友カードローン:4.0~14.5%
・三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック:1.8~14.6%
・静岡銀行カードローン セレカ:4.0~14.5%
などと比べても、より低金利でカードローンを利用できることがわかります。
単純に、借り入れの金利が低ければ、トータルの支払い金利も他社より少なくて済みますね。
イオン銀行ATM、コンビニATM手数料無料
イオン銀行カードローンは、イオン銀行ATM、コンビニATM(イーネット、ローソンATM)なら24時間365日、手数料無料で利用可能です。
ただし、ATMの設置先の営業時間によります。
例えばイオン銀行ATMがイオンの店舗内に設置されている場合には、その店舗の営業時間内の利用となります。
また、提携金融機関のATM等を利用する場合は、提携金融機関ごとの利用手数料・時間外手数料がかかります。
自動融資が使える
申し込みが必要ではありますが、イオン銀行カードローンには自動融資の機能が付けられます。
自動融資とは、ローンの返済用の普通預金口座が、口座振替請求などによる自動支払いについて預金残高が不足した時に、借り入れ限度額の範囲内で、その不足した額を自動的に融資する仕組みのことです。
積立定期預金への自動振替などの例外はありますが、口座振替不能を避けるのには付けておくと便利な仕組みです。
イオン銀行に口座は不要
イオン銀行に普通預金の口座を持っていなくても、イオン銀行カードローンの申し込みができます。
銀行系のカードローン商品のなかには、その銀行に普通預金口座があることを条件にしているところもありますので、これは有利な点ですね。
ですが逆に、イオン銀行に普通預金口座がすでにあれば、カードローンの審査においても取引ぶりが銀行に伝わりやすいため、場合により審査上有利になる面もあります。
さらに、審査が決定してからカードの到着を待たずにすぐに融資を受けたいという場合にも、すでにイオン銀行に普通預金口座があれば、振込融資を申し込むことで速やかに融資が受けられる点もメリットです(電話による本人確認あり)。
イオン銀行カードローンのデメリットは?
一方、イオン銀行カードローンのデメリットはどのようなものでしょうか。
即日融資には非対応
イオン銀行カードローンは、現時点(2018年2月)では即日融資は不可となっています。
まず、仮審査が当日中から2、3日かかります。
この仮承認のあと、免許証や収入証明書(60万円超の利用限度額希望の場合)を提出して本審査にかかります。
本審査にも2、3日かかるので、どんなに早くても審査全体で4、5日はかかることになります。
増額(増枠)に非対応
公式ホームページには、イオン銀行カードローンを契約中のお客さまは、借入限度額の増枠(増額)受付はしていません、との一文があります。
窓口に確認してみるとこの通りで、仮に最初10万円の利用限度額で申し込み、10万円のカードを作った場合、後から限度額50万円に増額することはできない仕組みだそうです。
そうなると、申し込みの最初から、ある程度の余裕を持った利用額を申請しておくことになりそうですね。
借入限度額の増枠(増額)は、旧商品であるイオン銀行カードローンBIGにのみ認められている、とのことでした(イオン銀行コールセンターローン専用ダイヤルに確認)。
ローンカード受け取りの時に運転免許証の提示が必要
運転免許証を持っていなくても、有効なパスポートにより本件カードローンに申込みはできます。
ですがその場合、カードの受け取りの際に時間がかかります。
まず、審査を完了すると、自動的に「受取人確認サポート」でカードが発送されます。
運転免許証を持っていない場合、受取人確認サポートにより本人確認ができません。
この場合、発送されたカードはイオン銀行に一旦持ち帰りとなります。
その後改めてイオン銀行から電話連絡後に、転送不要の書留郵便でカードを発送することになります。
つまり2度発送の手間がかかることになり、運転免許証を持っていない場合は受け取りまで時間がかかることになります。
なお、運転免許証は、住所変更している場合は、その手続き後の運転免許証の提示が必要になります。
運転免許証の住所変更の手続き後に、申込みましょう。
まとめ
イオン銀行カードローンの基本的な商品内容の説明、そのメリットとデメリットについて、紹介しました。
同じ銀行系カードローン商品のなかでも、イオン銀行カードローンはその低金利が際立っていますね。
全国6,000台以上あるイオン銀行ATMが24時間365日、手数料無料(時間外も)で使えるのも、お近くにあれば便利ですよね。
審査にやや時間がかかること、契約後の増額が不可なことに不都合を感じないのであれば、イオン銀行カードローンは「あり」、ではないでしょうか。
【この記事に関連する記事一覧】
イオン銀行カードローンの申し込み 在籍確認の有無と審査時間は?
バンクイックは三菱東京UFJ銀行のローン そのメリットデメリット
バンクイックの申し込み方法は?本審査の結果と否決の連絡の流れは?