バンクイックは三菱東京UFJ銀行の人気カードローン商品です。
毎月の返済について、返済額はどのように決まるのでしょうか?
また、月々の返済額を自分で自由に決めることはできるのか、その方法は?
毎月の返済のための入金は何時までにすれば良いのか?
ここではこういったことについて、紹介していきます。
バンクイックで毎月の返済額はどう決まる?
カードローン・バンクイックでは、返済の方式について「残高スライドリボルビング方式」を採用しています。
この方式では、借り入れの残高に応じて最少返済額が変動していきます。
借り入れ残高が多ければ多いほど、この最少返済額は増えますが、逆に残高が減るにつれ最少返済額も少なくなります。
その仕組み上、借り入れた元金が減りにくい性質を持っています。
返済日と返済額との関係について、具体例で解説しましょう。
たとえばバンクイックから初めて5万円を借り入れたとしますと(金利14.6%)、借入残高10万円以下、利率8.1%超の項目に該当し、最少返済額は2,000円となります。
自分で設定した返済の約定日までに、もう一度5万円を借り入れた場合には、返済日時点の借入残高は計10万円となり、10万円以下なので最少返済額は(そのまま変わらずに)2,000円となります。
この例では、2,000円+2,000円=4,000円となると考える方もいるかもしれませんが、残高10万円以下のままなので、2,000円の最少返済額で良いわけです。
あくまで、(あなたが指定した)返済日時点の借入残高によって、最少返済額が決まります。
仮に借入残高が10万円を超えれば、たとえば合計で20万円以下までなら、最少返済額は4,000円になります。
この返済方法では、返済日時点での借入残高に注意しておけば、比較的少額な最少返済額の返済のみで返済はOK、ということになります。
しかしながら、単純に計算すれば、元金10万円を借入利率14.6%で2,000円ずつ返済していくと、返済まで6年5ヶ月も必要となります。
ですから、できるだけ毎月の最少返済額に増額して返済していければ、当然金利負担も軽くなり、返済の元利金の総額も少なくて済むことになります。
バンクイックで返済額の増額は自由にできるの?
それでは、バンクイックで毎月の最少返済額以上に、返済の増額は自分で自由にできるのでしょうか?
結論からいえば、毎月の最少返済額以上の返済額の増額は自由です。
たとえば、毎月の最少返済額2,000円ずつのところを、今月は6,000円で、来月は余裕があるから15,000円、というように追加して返済することができます。
このように、余裕のあるときに追加して返済していくようにするほか、毎月コンスタントに、最少返済額以上の一定金額を返済していくという方法もあります。
たとえば元金10万円を借入利率14.6%で3,000円ずつ返済していくと、返済まで3年7ヶ月という計算になり、先ほどの2,000円ずつ返済のシミュレーションに比べて約2年10ヶ月も期間の短縮になります。
月々1,000円の増額返済で、期間が3年近くも短くできるわけです(※このシミュレーションに使った数字・結果は参考値で、実際の返済の内容と異なる場合もあり得ます)。
バンクイックで返済は何時まで?
バンクイックを利用していくときに、自動支払いによる返済の方式で、返済のための入金は、返済日の何時まで可能でしょうか?
バンクイックでは、返済日の19時までに入金しておかないと、引き落としがかかりません。
自動振替の口座の残高が不足している場合は、遅くとも返済日当日の19時までに入金しましょう。
19時間近ですと反映されないことがあります。
返済用口座には、できるだけ早めに入金しておきましょう。
ATMによる返済の方法を選んでいる場合、ATMが利用できない時間帯がありますので、注意が必要です。
毎日23:50~0:10、毎週月曜日の1:00~5:00、毎月第2土曜日の21:00~翌朝の7:00は、ATMによる返済が利用できません。
振込での返済の方法を選んでいる場合にも、振込みが15時以降になると、翌営業日の扱いになりますので注意しましょう。
銀行の窓口で振込む場合には、特に注意が必要です。
銀行内での事務処理に時間がかかることがあり、15時前に銀行に行っても、翌営業日の扱いになるケースがあります。
返済日にあわてることがないように、それ以前に余裕を持って入金の手続きを済ませておきましょう。
なお、たとえば金曜日の銀行閉店の時間以降に、銀行ATMから返済用口座に入金した場合、翌日の土曜日にネット上で照会しても、その入金はまだ反映されません。
銀行の営業時間に合わせるので、照会して反映されるのは、日曜日を挟んだ月曜日以降となります。
バンクイックには、メルアドを登録しておくと、返済期日が近づいたら事前にメールで案内してくれるEメールサービスがあります。
このサービスでは、返済期日の3営業日前にメールで期日を通知してくれたり、万一返済期日を経過した場合には、期日の翌営業日に「入金のお願い」を通知してきます。
引き落としがかからなくなるというリスクは下がるので、Eメールサービスを登録しておくことをおすすめします。
なお、途中でEメールサービスを解除したいときには、会員ページから解除の操作ができます。
まとめ
バンクイックの毎月の返済額はどのように決まるのか、返済額の増額は自由にできるのか、そして返済のための入金は何時まですれば良いのか、について紹介しました。
毎月の返済額の決まる仕組みを知り、増額の方法をうまく使いこなすことで、金利の負担減や借入期間の短縮につながります。