バンクイックは三菱東京UFJ銀行のカードローンです。
カードローンとは、金融機関が個人向け(個人事業主除く)に、限度額をあらかじめ設定して貸出の枠を設け、借主はカードを使ってその範囲内で必要資金の借り入れや返済を行なうローンの形態のことです。
ここではバンクイックの基本的な商品内容やメリットとデメリットを、紹介します。
即日融資に関しての最新情報も掲載していますので、ご参照ください。
バンクイックは三菱東京UFJ銀行のカードローン
バンクイックは三菱東京UFJ銀行にて扱われるカードローンです。
カードローンといえば、些細な物入りのときに使ったり、ある程度のまとまった資金として使うこともあり、何かと便利にお金を調達できる金融商品ですね。
バンクイックは、利用の限度額は10万円から500万円までと幅広く、変動型の金利は年1.8%〜年14.6%の範囲で決定されます(平成29年3月27日以降の適用金利)。
金利に幅があるのは、利用限度額や審査の結果によるものです。
利用の状況如何によっては、利用限度額の引き上げが行われることもあります。
個人向けの融資の一形態ですが、担保や保証人は不要です。
正確には、保証人ではありませんが保証会社の保証を受けられて初めて、カードローンを組むことができます。
言い方を変えれば、この保証会社の保証を受けられるのかどうかを見るのが、いわゆる審査というものです。
なお、バンクイックの保証会社はアコム(株)ですので、同社の保証を受けられることが利用条件になります。
もともと三菱東京UFJ銀行のような大きな銀行は、個人レベルのローンの審査を大量にかつ迅速に行なうということについては力を入れてこなかったのですが、近年は消費者金融会社のノウハウを活用することによって、審査もより迅速になされるようになってきました。
なお、バンクイックの対象は、年齢が満20歳以上65歳未満で国内に居住する、原則として安定した収入がある個人です。
バンクイックのメリットは?
それではこのバンクイックのメリットを、見ていきましょう。
申し込み方法が選べる
インターネット、テレビ窓口、電話のいずれかの申し込み方法が選べます。
日中いそがしい方なら、24時間いつでも申し込みができるネット申し込みがおすすめです。
テレビ窓口での申し込みは、銀行窓口が閉まっている平日の15時以降や土・日・祝日も利用可能で、ワンストップでカード発行まで対応してもらえます(運転免許証が必須です。カードが発行されても、その翌営業日以降かつ審査後に利用が可能となります)。
電話での申し込みは、銀行窓口が閉まっている平日の15時以降や土・日・祝日も、相談しながらの利用が可能です。
銀行ならではの低金利
上でも触れましたが、金利は年1.8%〜年14.6%(変動金利)と銀行ならではの低金利です。
利用限度額が大きければ大きいほど、金利についても低い金利が適用されます。
審査が早い
インターネットの申し込みなら、翌営業日以降に連絡が来ます。
ただし、審査にあたって本人確認資料や収入証明書の提出を求められる場合があり、その際は書類の到着後に審査結果が出ます。
テレビ窓口での申し込みは、最短40分程度でカード発行まで行われることがあります(カード利用可能となるのは翌営業日以降かつ審査通過後、となります)。
※バンクイックでは即日融資は可能なのか?「即日融資」に関しての最新の情報を、この記事の下の方に紹介しています。お急ぎの方には大切な情報ですので、ぜひ最後までお読みください。
ATM利用手数料が無料
全国にある、三菱東京UFJ銀行のATMや提携コンビニのATMで、手数料無料で利用が可能です。
1,000円単位での借り入れが可能
1,000円単位での借り入れが可能です。
なお、三菱東京UFJ銀行のATMや提携コンビニのATMなら夜間や土日も利用可能です。
郵送物がない発行方法を選べる
家族にカードローンの利用を知られたくないなどの場合、テレビ窓口で契約・カード発行をすれば郵送物はありません。
ただし、インターネットの申し込みであっても、テレビ窓口でのカード発行を選ばなかった場合は、住所にカードが郵送されることになります。
三菱東京UFJ銀行に口座は不要
バンクイックはローンカードで取引(借入/返済)を行なうので、三菱東京UFJ銀行に口座がなくても利用できます。
ただし、振込での借り入れの場合は本人名義の三菱東京UFJ銀行普通口座に振込することになるので、当該口座が必要です。
バンクイックのデメリットは?
上のように、メリットの多いバンクイックですが、一方でデメリットもあります。
利用限度額は他行の方が大きいケースもある
バンクイックでは、利用限度額の上限は500万円までとなっています。
例えば、地方銀行の横浜銀行では利用限度額の上限は1,000万円、同じく千葉銀行では極度額800万円となっています。
これらと比較すると、バンクイックの借り入れ可能の枠は少なく、見劣ってしまいます。
この500万円までという限度額自体は、消費者金融系の一般的なカードローンと同様です。
また、利用限度額の限度が500万円までとしても、審査いかんではその金額でのローン設定ができないこともあります。
他行や他社のローン商品の借り換えのために大きな金額枠が必要、という例外的な事例を除けば、そんなに気にすることもないデメリットともいえます。
即日の融資はできない(2018年2月時点)
ここでの最新の情報があります。
バンクイックでは、昨年(2017年)年末までは可能だった即日融資に、現時点では対応していません。
これは実際に三菱東京UFJ銀行の第二リテールアカウント支店に問い合わせて確認したのですが、インターネットによる申し込みでも、テレビ窓口での申し込みでも、電話による申し込みでも、申し込みの当日でのローン利用、すなわち即日融資はできない、とのことでした(2018年始めから)。
テレビ窓口での申し込みのところには、カードがその場で発行されてその後に審査が通れば使えるようになるとの記述があります。
しかしその前の部分に、「発行日の翌営業日以降、」とあります。
この表示は、今年2018年から表示されるようになりました。
つまり、即日融資はできないことになっています。
即日融資が再開されるのかも、現時点では未定とのことでした。
ローンの審査自体はスピード感を持って行われますが、実際のカード利用での融資には、申し込みから最短でも1日かかるということです。
最初に出たオペレーターさんによれば、申し込みから2,3日かかるという言い方でした。
何れにしても、資金繰りには余裕を持って、バンクイックの申し込みをしたいところです。
まとめ
バンクイックの商品内容と、メリットとデメリットを紹介しました。
メリットとデメリットをよく考えてから、そして資金の計画には余裕を持って、バンクイックの申し込みをしましょう。