寒い季節に気をつけたいことの第一は、何と言っても風邪を引かないことですね。
しかしながら、年末年始という何かとあわただしい時期を中心に、『疲れが溜まっている』『身体が冷えている』『ムリをしてしまう』の3拍子が揃ってしまいますと俄然風邪をひきやすくなってしまいます。
このうちのどれか一つでも避けられれば、風邪は引きにくくなるものです。
風邪の引き始めで喉が痛い時に効果的な対策や、パイナップルが風邪に効くというのは本当か、についてご紹介します。
風邪の引き始めで喉が痛い時には?
風邪の引き始めって喉からくるケースは多いですよね。
自分も風邪の引き始めを察知するのは、喉のコンディションに何らかの異常があるときです。
喉が冷えて乾燥した状態で、ウイルスや細菌が喉にくっつくと炎症が起こります。
ですから、喉の痛みへの対策としてまずは温めることです。温めることで血流も良くなるので痛みも和らぎます。
首の外側から温める方法としては、カイロやマフラー、ハイネックの着用などがあります。
また、喉に優しい、温まる飲料を摂りましょう。
生姜湯、葛湯、紅茶は特に良く、生姜紅茶に黒糖、または蜂蜜を溶いて飲むのはおすすめです。
大根やネギも、喉の炎症を抑え、体をぽかぽかに温めてくれる食材です。
蜂蜜は単独でも殺菌作用があるので、喉が痛い時に非常に助かりますので日頃から用意しておきましょう。
殺菌作用は、緑茶や塩水にもありますので、これらでうがいをしても良いでしょう(※緑茶は冷めてから、ですね)。
あと、室内では使用可能ならば、加湿器または濡れタオルで室内を適宜加湿すると良いですね。
エアコンを使用していると、特に空気が乾燥しがちですから。
風邪の引き始めで効果的な対策は?
喉の痛みから始まりそうな風邪への対策としては、以下のような方法がおすすめです(改善するかは体調にもよりますので、ご参考にしてください)。
・入浴して体を芯から温めること。
ひき始めなら、じっくりと入浴することで鼻や喉を湿らせることができ、体を芯から温めるので、効果的です。
お気に入りのバスソルト等を用いるのも良い気分転換にもなりますね。
その後は、温かい寝間着を着用して、早めに就寝します。
ただし、就寝中に寝汗を多くかくことがあり、その場合はすぐに体の汗を拭き取り、肌着を取り替えて、体が冷えてしまうのを防ぎましょう。
枕元に、そのためのタオルと着替えの一式を置いておくと良いでしょう。
この、寝汗をたくさんかく→汗をしっかりと拭き取ってさっぱりして着替える→また朝までゆっくりと寝る、という流れで、私自身何度も風邪の引き始めを克服できました(個人的な体験です)。
・十分に睡眠を取ること。
これは実は、風邪を引かないうちから、つまり普段から心がけたいことなんですけれど、それができていないから風邪引きの一因になるわけです。
体を温めて、しっかりと深く眠る。
寝汗をたくさんかいて、よくそれを拭き取って着替えて、また良く眠る。
・よく水分補給をすること。
汗をかくことで水分が多く失われますから、上記の生姜湯等のほか、ミネラルウォーターでこまめに水分補給します。
・食事について
私自身は、特にこの風邪の引き始めの時期だからといって格別に意識して、食事を摂るということにはこだわりません。
むしろ、食事をするということは体力も使うことなので、食欲がなければ食べない、というのが自然かと考えます。
もちろん、しっかりと水分補給はした上で、ですが。
体を十分に温める、水分の補給、睡眠をしっかりととる。
これらが自分自身の免疫力を最大限に引き出し、風邪の引き始めによく効く(個人的体験からも)方法論です。
風邪の喉にはパイナップルが良い?
上記に付随する話題なのですが、風邪の引き始めの喉には、パイナップルがよく効きます。
抗炎症剤や去痰剤の中にも使用されるのがブロメラインという酵素なのですが、これが生のパイナップルに含まれているのですね。
ポイントは『生』のパイナップルという部分。つまり、濃縮果汁還元のジュースや缶詰のパイナップルでは効果は期待できません。
丸ごとパイナップル一つを買ってくるまでもなく、カットパインとしてよくコンビニやスーパー等にも売っていますので、手軽に入手できます。
そのパイン丸ごと一個買ってくる方がお得ですし、動画サイトにも紹介されていますが、自分で包丁を使ってカットすることも実は難しいことではありませんので、新鮮なものが食べたい方は、ぜひカットして食べてみてください。
まとめ
喉から風邪を引いてしまうのではないかな、というくらいのタイミングでの対策について、ご紹介しました。
日頃から疲れを溜めない、よく眠る、あまり無理をし過ぎない。
これをわかっていても、自分の体のことを一番後回しにしてつい頑張ってしまうと、風邪を引きやすくなります。
喉の痛みは、風邪の引き始めのよくわかりやすい体からのサインですから、ぜひこの段階で治してしまいましょう!
パイナップルの効果は、一般的によく知られているとはまだ言えないかもしれませんが、個人的にはよく効きましたので、ご参考にどうぞ。