三菱UFJ銀行のカードローン・バンクイックを利用している場合に、利用限度額の増額を考えるのは自然な流れといえます。
この増額をスムーズにできる流れとは?
増額手続きで連絡がない場合はどうする?
増額手続きで否決された場合にはどうする?
ここでは、バンクイックの増額手続きに関するこうした疑問にお答えします。
バンクイックでスムーズに増額できる流れは?
バンクイックを申し込んで使ってきたものの、急な出費が嵩んだり、もっと日常生活の資金的にも余裕を持ちたくなったりと、利用できる限度額を増やしたいと考える人は多いようです。
この利用限度額の増額手続きには、大きく2通りあります。
一つは自分から利用限度額の増額の申し込みを行う方法と、もう一つは銀行サイドから増額を勧める電話がかかってきた時に申し込む方法です。
自分から利用限度額の増額を申し込む場合
この場合は、会員ページからの申し込みはできませんので、三菱UFJ銀行の第二リテールアカウント支店の専用ダイヤルに電話して申し込みをします。
専用ダイヤルは、Tel:0120-76-5919となります。
受付時間は平日で9:00から21:00まで、土日祝日は9:00から17:00まで、となります(12月31日から1月3日までは休業です)。
ちなみに、返済が延滞中の場合には申し込みできませんが、これは当然といえば当然ですよね。
また、契約後おおむね半年以上経過していない場合や、利用と返済の実績がない場合も増額申し込みが通る確率はかなり低くなります。
上記の電話番号に架電すると、オペレーターと数分間のやり取りがあります。
住所や勤務先、前年の年収額などがヒアリングされます。
ちなみに、いくら増額したいのかという点は聞かれないようです。
すなわち、あくまで信用を与える銀行側の総合的な判断で、いくらの限度額に増額できるのか(あるいはできないのか)が決まる仕組みです。
銀行からの増額勧誘の電話で申し込む場合
バンクイックの会員サービスのページにも書いてありますが、バンクイック契約後に一定の取引があると、銀行側から電話(Tel:0120-160-470)あるいはeメールで、利用限度額増額の案内が来ることがあります。
これはただ期間が半年過ぎたから勧誘が来るということではなく、銀行側から見て取引ぶりがある程度に評価された、と見ることができます。
逆に、一度でも延滞が発生していれば勧誘の連絡は、ありません。
仮に現在の利用限度額が50万円だとすると、申し込み方法が何れにしても、増額の審査の際には収入証明が必要になります。
どちらがスムーズな流れか
上記のどちらの方法の増額申し込みがスムーズな流れかといえば、後者の銀行からの勧誘にこたえて申し込む方法です。
利用実績というものは、本人が考えているものと銀行側が考えるものとは開きがあることもあります。
また利用開始からの期間も、半年で通ったという人もいれば、8ヶ月経過していても否決された、というケースもあります。
自己申し込みの場合は、そういった認識の食い違いもあるようです。
銀行から勧誘があったとしても、当然のことながら、必ず増額の審査に通るということではありません。
前年度の収入状態が証明書と違っていたり、職場の変更を伝えていなかったり、他者からの借り入れが急増していたりすれば、審査上不可となってもおかしくはありません。
逆に、そうしたことがなく限度額あるいはその近くまでの借り入れや返済の実績、遅延がない、勤務先に変更がなく収入の減少もないという状況であれば、限度額の増額が認められる可能性が高くなります。
バンクイック増額手続きで連絡ない場合は?
バンクイックの増額申し込みをした場合に、何日経ったら審査が下りるのでしょうか。
審査が通って増額できる場合は、申し込みの翌営業日、または2、3日中には連絡が来るのが実際のようです。
一方、おおむね3日以上たっても銀行側から何の連絡もない場合には、審査に通らなかったことになります。
審査に日数がかかっているとすれば、例えば、求められた収入証明の提出が遅れているような状況も、考えられます。
そういった、自分でも事情がわかっている場合には、書類を提出したけれども連絡がないという旨の電話を入れてみるのも良いでしょう。
増額が認められなかった場合にも、申し込んだ利用者からすれば、否決の連絡が欲しいところですが、現状では否決になった時の銀行からの連絡は無いようですね。
バンクイック増額手続きで否決されたら?
バンクイックの増額手続きを申し込んだものの、審査で否決となった場合には、どのように対処すると良いのでしょうか。
契約から一定の期間利用がある、という実績評価の面では、否決された時からさらに利用と返済の実績を重ねていけば良い、ということになります。
契約後の利用期間内に延滞もなく、限度額近くまでの利用もあれば、ある程度の期間様子を見て、再度利用額の増額を申し込めば良いでしょう。
審査で否決となった場合に他社からの新規借り入れを検討する、というケースもあるかもしれません。
ですが、これはよほど切迫した事情がない限りは、おすすめしません。
そもそも、利用限度額の増額を申し込んで否決されるのは、何らかの理由があるはずです。
貸し出す銀行側からすれば、限度額を増額してもそのまま借主が取引ぶりを維持して、金利を支払い続けてくれるのならば、それで良しのはずです。
そこが否決されているということは、ここでは振り返ってみて、銀行側から見て何らかの不都合な理由があったのかな、と考えてみましょう。
その理由が取引日数が不足しているだけならば、一定期間経過後の次回の増額申し込み時には、審査が通ることも期待できます。
他社からの無担保の借り入れを新規に増やすということは、借り入れの金利でいえば、一箇所の借り入れ先(バンクイックなら三菱UFJ銀行)からのみ借り入れるよりも、不利になることが多いです。
また、住宅ローンなど、将来的にその他のローンを新規に申し込んだ時に、いくつものカードローンの借り入れ枠があると、それがあるだけで審査上の条件面で不利になりやすいのです。
繰り返しますが、すでに取引のある銀行のカードローンの限度額増額が否決された場合には、その理由を考えて、改善したのちに再申し込みするという流れをおすすめします。
まとめ
バンクイック利用中に限度額の増額を考えた時に、スムーズにできる流れとは何か、また、連絡がない場合はどうするのかや、否決された場合にはどうするといったことについて、紹介しました。
もしも増額が否決されたとしても、それは銀行との取引ぶりを改善するチャンスとして捉えましょう。
取引銀行や借入先が増えることは、なるべく安易にしないほうが、あとあとお財布の管理がたいへんにならずに済みます。
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